[反射箱内での実践的な高周波ばく露の推定のためのラットにおける時間加重SAR] tech./dosim.

Time-Weighted SAR in Rats for the Estimation of Practical RF Exposure in Reverberation Chambers

掲載誌: IEEE Access 2022; 10: 122254-122260

この研究は、常に変化するラットの動きが比吸収率SAR)に及ぼす影響を実践的に検討するための新たな計算方法(時間荷重SAR)を示している。別々のケージ内のラット9匹を約22時間記録し、1分毎の映像を収集し、1匹あたり1307枚の静止画を取得し、その類似性に応じて5つの代表的な姿勢に分類した。次に、それぞれの姿勢に分類された静止画の枚数から、その姿勢の割合を計算した。最後に、観察期間中の個々のラットの動きは多種多様であるものの、この割合を各々の姿勢でのSARに適用したところ、ラット間で極めて類似性の高いSARが得られた。この結果は、時間荷重SARは実際の高周波電磁界ばく露の総量をより正確で実践的に測定できるので、ラットの様々な行動パターンを考慮するのに適したパラメータとなり得ることを示している、と著者らは結論付けている。

ばく露