この研究は、純電気自動車（EV）のインバータの直流および交流母線電流の組み合わせによって生じる複雑な電磁界への乗員の身体の電磁界ばく露を調べた。純EVの車体、成人の身体、インバータの電磁モデルを構築することで、有限要素法を用いて、運転席および助手席の乗員の胴体および中枢神経系への誘導磁界強度、誘導電界強度および誘導電流密度を計算した。この計算結果は、国際非電離放射線防護委員会（ICNIRP）のばく露限度よりも十分低かった、と著者らは報告している。
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