[高圧または超高圧電力線からの磁界にばく露されるフランスの一般集団および5歳未満の子どもの地理情報システムと外挿磁界データを用いた推定] tech./dosim.

Estimation of the general population and children under five years of age in France exposed to magnetic field from high or very high voltage power line using geographic information system and extrapolated field data

著者: Deshayes-Pinçon F, Morlais F, Roth-Delgado O, Merckel O, Lacour B, Launoy G, Launay L, Dejardin O
掲載誌: Environ Res 2023; 232: 116425
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この研究は、フランスの一般集団および5歳未満の子どものうち、高圧または超高圧線（≥63 kV）の近傍に住んでいる人々の数を推定した。線路電圧、線路から住居までの距離、および線路が架空か地下かに応じて、各種のばく露シナリオを考慮した。ばく露シナリオは、フランスの送電網運営会社 Réseau de Transport d'électricité が公開している測定データベースから作成したマルチレベル線形モデルを用いて取得した。その結果、ばく露シナリオにより、フランス人口の 0.11% （n = 67,893）および 1.01%（n = 647,569）、5 歳未満の子どもの 0.10%（n = 4712）および1.03%（n = 46,950）が、それぞれ >0.4 μT および >0.1 μTの磁界にばく露される可能性のある地域に住んでいると推定された、と著者らは報告している。

ばく露