[スペインおよびフランスでの各種職業における高周波電磁界への個人ばく露] tech./dosim.

Personal exposure to radiofrequency electromagnetic fields in various occupations in Spain and France

掲載誌: Environ Int 2023; 180: 108156

この研究は、入手可能な個人の職業上のRF電磁界測定データが限られていることに対処するため、スペインとフランスのさまざまな職業の労働者を対象に測定キャンペーンを実施した。労働者の日誌を用いて、勤務中の職業的およびバックグラウンドのRF波源に関する情報を収集した。測定対象となる職業の包含は、予備的な職業‐ばく露マトリクス(JEM)におけるばく露の普及率とレベルの情報、ならびに専門家の判断に基づいて決定した。その結果、国際標準職業分類1988年版(ISCO 88)の46職種を代表する333人の労働者を対象に、フルシフトの個人測定を実施した。 その結果、電界および磁界へのばく露は稀で、測定値の >99% が測定器の検出限界(国際非電離放射線防護委員会ICNIRP)の1998年のガイドラインの1%以上)を下回った。電界および磁界ばく露されたことがある(検出限界を超える1秒間の測定値が少なくとも1回記録された)労働者の割合は、それぞれ50.2%および77.2%であった。基本的な職業の労働者、技術者と準専門家、工場や機械の操作員、組立業者では、検出限界を超える測定値が若干多く、最大値が高く、ばく露時間が長かった。ガイドラインの100%以上の測定値はごく一部であったが、これらの超過は短時間(通常は数秒間)であった。女性労働者およびRF波源の使用を報告している労働者は、検出限界を超える電界および磁界ばく露される可能性が高かった、と著者らは報告している。

ばく露