[CNSに対する無線通信の影響を試験するためのばく露装置] tech./dosim.

Exposure setup to test effects of wireless communications systems on the CNS.

掲載誌: Health Phys 1997; 73 (5): 770-778

この研究は、携帯電話機の電磁界へのばく露による中枢神経系(CNS)への影響可能性をインビボで試験するためのばく露装置を開発した。10個のプラスチック製円筒を放射状に配置し、その配置の中心にダイポールアンテナを置く。10匹のラットをそれぞれの筒に頭部から入れ、鼻先とアンテナの距離を35mmに保った状態でばく露される(筒による拘束は、ばく露条件を保つために動きを抑制する程度であり、完全な運動拘束ではない)。250-300gのラットを用いて、900MHzのばく露について、数値計算および実験によるドシメトリを行った。MRI画像データに基づく精密なラットモデルで数値計算し、ラットの死体で各部位の温度上昇の測定値との比較により、数値計算値の妥当性を確認した。その結果、このばく露装置はCNS研究に極めて適している;ラットの動きや身体の大きさによる脳平均SARの変動は16%以下であり、脳内誘導電磁界の規定が可能と思われる、などを報告している

ばく露