[RFおよびマイクロ波放射による非熱効果の生物物理学的限度値] tech./dosim.

この研究は、生物物理学的な判定基準を用いて、10mW/cm2より低い電力密度の連続波の無線周波（RF)およびマイクロ波放射が、非熱的メカニズムを通して生理学的に明らかな影響を与える可能性はないことを証明している。生物システムは基本的にノイズが大きい；分子レベルのノイズは熱擾乱の結果であり、巨視的なノイズは生理的機能と動物の行動の結果である。仮に電磁界が生理機能に明らかな影響を与える力があるならば、その直接的な物理作用は至るところに存在する内部発生ノイズよりも大きくなければならない。それを判定基準に、様々な例について、低電力密度の電磁界が明らかな生理学的影響を生じることは不可能であることを数値的に示している。