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風力発電所

分類:
電力供給
同義語:
風力発電所
説明:

風力発電所は、風のエネルギーを電気エネルギーに変換する発電所である。

風力タービンはロータ(ハブと回転翼を含む)と機械格納室(発電機とギアユニットが置かれている)から成る。格納室はタワー上に回転可能なように設置され、建屋全体の安定性をもたらす。その他の技術的構成要素は、監視制御システムと公共電力供給グリッドへの接続である。

風は浮力を生じ、それがローターとハブを回転させる。その回転が発電機に送られる。発電機は電力を作り、それがタワー経由で変圧器へ送られる。

電磁界の種別:
電界および磁界

測定値(文献に拠る)

測定されている物理量 測定値 分類上の特徴 特記事項
電界強度 1.44 V/m (最大値, 測定値) - タワーまでの距離 2 - 3 m [1]
磁束密度 13.3 nT (最大値, 測定値) - タワーまでの距離 3 m [1]
磁束密度 13.9 nT (測定値) - タワーまでの距離 2 m、地上180cm;33 kVケーブルの上方 [1]
磁束密度 15.1 nT (測定値) - タワーまでの距離 2 m、地上120cm;33 kVケーブルの上方 [1]
磁束密度 15.3 nT (測定値) - タワーまでの距離 3 m、地上180cm;33 kVケーブルの上方 [1]
磁束密度 18 nT (測定値) - タワーまでの距離 3 m、地上120cm;33 kVケーブルの上方 [1]
磁束密度 0.025 µT (測定値) - 距離100 m;強風および弱風時 [2]
磁束密度 0.03 µT (測定値) - 距離10 m;強風および弱風時 [2]
磁束密度 0.04 µT (測定値) - 距離 0.4 m;弱風時 [2]
磁束密度 0.05 µT (測定値) - 距離 0.4 m;強風時 [2]

参考文献

  1. Israel M et al. (2011): [風力発電機周辺での電磁界およびその他の物理的要因(パイロット研究)]
  2. McCallum LC et al. (2014): [カナダにおける風力タービン周辺での電磁界測定:ヒトの健康への懸念があるか?]