国際がん研究学会(IARC)に対する諮問委員会が高周波電磁界のがんリスクの再検討を助言

掲載日: 2024/04/16

国際がん研究機関(IARC)に対する諮問委員会は、非電離放射線の高周波電磁界に関連するがんリスクを最優先で再評価するよう勧告しました。
先週、Lancet Oncology誌に掲載された要約によると、同委員会は、ヒトおよび動物における新たながんの証拠が認められ、分類の再評価が必要であることから、新たな評価を今後5年間の後半(2025~2029年)に実施すべきだと提言しています。
高周波電磁界に加え、ヘアカラー製品、アクリルアミド、パラセタモールなど、いくつかの物質についても再検討が推奨されています。諮問委員会の詳細な報告書は後日公表される予定です。