生体電磁気学会(BEMS)と欧州生体電磁気学会(EBEA)が2021年6月13~18日にホノルル(米国ハワイ州)で開催する合同年会 "BioEM 2021" の公式ウェブサイトが公開されました。
femu が実施した系統的レビュー「ヒトおよび脊椎動物における弱い静磁界(≤ 1 mT)の生物学的影響および健康関連の影響」が、学術誌 PLOS ONE に掲載されました。このレビューは、弱い静磁界によって生物学的機能に生じるかも知れない影響を体系的に分析・評価することと、研究の現状についての最新情報を提供することを目的としたものです。評価対象とするためのクライテリアを満たした11報の研究が、このレビューに含められました。それらの研究は全て動物研究で、クライテリアを満たしたヒト研究はありませんでした。全体として、レビューした文献から入手できた証拠は、弱い静磁界の生物学的影響および健康関連の影響について、結論を導くには不十分でした。我々は、この分野における更なる系統的な研究を奨励します。新たな研究はどのようなものであれ、静磁界がヒトの健康に対してリスクを生じるかどうかを評価するため、ヒトにおける生物学的機能に対する影響に特に対処することが望まれます。
この論文は EMF-Portal、PubMed、およびPLOS ONE のウェブサイト から入手可能です。
国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)は、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の世界的大流行を受けて延期していた「第9回国際非電離放射線(NIR)ワークショップ」を、2021年1月14~15日にソウル(韓国)で開催すると発表しました。
詳細情報は、ICNIRPのウェブサイトで適宜発表予定です。
ドイツ連邦労働安全衛生研究所(BAuA)は、2020年11月23~24日にドルトムント(ドイツ)で「第1回欧州電磁界フォーラム会議『電磁界指令についての7年間の経験』」を開催します。この会議は、欧州連合(EU)加盟各国における「電磁界指令(2013/35/EU)」の実践的な適用についての情報交換、ならびに課題についてのワークショップおよびポスター発表での討論を目的としており、労働・社会問題担当省庁、労働基準監督局、研究機関等の政府機関からの専門家が招聘されます。
この会議についての更なる情報は、BAuAのウェブサイトで確認できます。
世界保健機関、欧州委員会およびドイツ連邦放射線防護局(独語)は、第5世代移動通信(5G)とコロナウィルス感染症(COVID-19)とのつながりについての噂話を否定しています。
生体電磁気学会(BEMS)と欧州生体電磁気学会(EBEA)がオックスフォード(英国)で2020年6月21~26日に開催予定であった合同年会 "BioEM 2020" は、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の世界的拡大により、中止が決定されました。
公式発表は BioEM 2020のウェブサイト をご覧下さい。
国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)は、無線周波(RF:100 kHzから300 GHzまで)電磁界にばく露されるヒトの防護のための 新たなガイドライン を発表しました。この新ガイドラインは、第5世代移動通信(5G)システム技術、Wi-Fi、Bluetooth、携帯電話及び基地局といった、多くのアプリケーションをカバーしており、ICNIRPガイドライン(1998)の100 kHzから300 GHzまでの部分、ならびにICNIRP低周波ガイドライン(2010)の100 kHzから10 MHzまでの部分を更新するものです。
ICNIRPのウェブサイトには、 更なる情報 が提示されています。更に、新ガイドラインに関連する よくある質問と回答 、ならびに 新旧ガイドラインの主な違い についての説明があります。
国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)が2020年5月6~8日にソウル(韓国)で開催予定であった第9回国際非電離放射線(NIR)ワークショップ(2019年5月7日付のEMF-Portalニュース参照)は、新型コロナウィルス感染症の拡大により、延期が決定されました。
新たな取り決めについては、ICNIRPのウェブサイト及び本サイトでお知らせします。
米国食品医薬品局(FDA)は、「無線周波放射とがんに関する2008~2018年に公表された文献のレビュー」を発表しました。その結果は、携帯電話から発せられる無線周波エネルギーへのばく露によって生じる健康上の問題について、一貫性のある、または信頼し得る科学的証拠はないという、FDAの判断を支持するものです。
生体電磁気学会(BEMS)と欧州生体電磁気学会(EBEA)が2020年6月に英国オックスフォードで開催する合同年会 "BioEM 2020" のアブストラクト提出期限が2月9日まで延期されました。
更なる情報は、 BioEM 2020のウェブサイト をご覧下さい。
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