[培養細胞のタンパク質チロシンのリン酸化に対する50 Hz磁界ばく露の影響] med./bio.

Effects Of 50 Hz Magnetic Field Exposure On Protein Tyrosine Phosphorylation In Cultured Cells

著者: Sun WJ, Yu YN, Chiang H, Fu YD, Lu DQ
掲載誌: Electro Magnetobiol 2001; 20 (2): 207-214
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細胞の調節には、タンパク質のリン酸化が、きわめて重要である。ここでは、50Hz磁界（0.4 mTと0.8 mT）で違ったばく露時間で、CHL細胞への影響を調べた。タンパク質のチロシンのリン酸化の程度は、ウエスタンブロット法で行った。0.4mTと0.8mTの磁界共に、リン酸化に影響した。両強度で、38と97.4kDaタンパクのリン酸化に影響し、0.4mTは61.7, 105, 112kDaタンパクのリン酸化に影響した。0.8mTは79, 150kDaタンパクへ影響した。さらに、これらのリン酸化の変化は時間に依存した。この研究から、この実験環境下では、タンパク質チロソンリン酸化反応はELF-EMFが生物的影響を及ぼす可能性のプロセスとして見ることができる。

ばく露

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