研究のタイプ: 医学/生物学の研究 (experimental study)

[低周波磁界への全身ばく露:ラットの骨格筋の細胞のエネルギー過程に対する可能性の高い影響はない] med./bio.

Whole body exposure to low frequency magnetic field: no provable effects on the cellular energetics of rat skeletal muscle.

掲載誌: Mol Cell Biochem 2006; 284 (1-2): 111-115

この研究は、ラット骨格筋のエネルギー状態に対する一様な正弦波磁界(50 Hz、10 mT)の影響の有無を調べた。2つの異なるプロトコルでラットへの全身ばく露を行った:(1)反復的な1時間ばく露、週2回、3か月間、(2)急性的な1.5時間ばく露。適切な対照群を用いた。頭蓋の薄筋におけるエネルギー代謝産物アデノシン三リン酸-ATPクレアチンリン酸クレアチン、乳酸、ピルビン酸および無機リン酸)を、酵素的および分光学的方法で測定した。これらエネルギー代謝産物の濃度に基づいて、ATP加水分解クレアチン電荷の見かけ上のギブス自由エネルギーを計算した。その結果、ラット骨格筋における重要なエネルギー代謝産物のレベルに対して、実験に用いた低周波磁界は影響しないことが示された、と報告している。

研究目的(著者による)

ラット骨格筋のエネルギー状態に対する一様な正弦波磁界(50Hz、10mT)の影響を調べること。

影響評価項目

ばく露

ばく露 パラメータ
ばく露1: 50 Hz
ばく露時間: repeated 1 h exposure, twice a week for 3 months
ばく露2: 50 Hz
ばく露時間: continuous for 1.5 h

ばく露1

主たる特性
周波数 50 Hz
タイプ
  • magnetic field
波形
  • sinusoidal
ばく露時間 repeated 1 h exposure, twice a week for 3 months
ばく露装置
ばく露の発生源/構造
ばく露装置の詳細 Animals were exposed inside the solenoid. Control group was kept under the same conditions but without any exposure to magnetic field.
パラメータ
測定量 種別 Method Mass 備考
磁束密度 10 mT unspecified 指定なし - -

ばく露2

主たる特性
周波数 50 Hz
タイプ
  • magnetic field
波形
  • sinusoidal
ばく露時間 continuous for 1.5 h
ばく露装置
ばく露の発生源/構造
ばく露装置の詳細 Animals were exposed inside the solenoid. Control group was kept under the same conditions but without any exposure to magnetic field.
パラメータ
測定量 種別 Method Mass 備考
磁束密度 10 mT unspecified 指定なし - -

ばく露を受けた生物:

方法 影響評価項目/測定パラメータ/方法

研究対象とした生物試料:
研究対象とした臓器系:
調査の時期:
  • ばく露後

研究の主なアウトカム(著者による)

データは、ラット骨格筋における重要なエネルギー代謝産物のレベルに対するこの低周波磁界の影響力はないことを示した。所与のパラメータの正弦波磁界へのラットの反復ばく露急性ばく露も、骨格筋のエネルギー状態に何ら重要な影響力を及ぼさない、と結論付けられた。

研究の種別:

研究助成

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