研究のタイプ: 疫学研究 (exposure assessment/dosimetric study)

[居住磁界とがんに関する研究でのばく露の推定:短期変動、治療と測定との時間間隔、送電線までの距離] tech./dosim.

Estimating exposure in studies of residential magnetic fields and cancer: importance of short-term variability, time interval between diagnosis and measurement, and distance to power line.

掲載誌: Epidemiology 1996; 7 (3): 220-224

ばく露評価法の妥当性については、磁界ばく露がんに関する疫学研究で重要な問題点である。我々は、過去の磁界ばく露を算出する際、送電線からの距離の相対的な重要性、磁界の暦年的な計算を評価することで研究を計画した。別の目的は、磁界の様々な評価に基づき、磁界の短期変動の重要性、診断と測定の時間差、および磁界ばく露発生源の評価を行うことである。我々は、がん磁界の居住環境ばく露のスウェーデンの症例-対照研究のデータを用いた。距離に関わらず計算した暦年的な年平均磁界小児白血病リスクは関連しており、距離との関連性は、両変数を同じロジスティック回帰モデルに入れると、なくなる。研究時の測定(年平均磁界、スポット計算値、スポット測定)での相対リスクは、すべて1に近いかそれ以下である。結果として、暦年の計算値とスポット測定値を用いた研究結果の違いは、診断磁界推定との時間差であることを研究結果は示している。

ばく露

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