[正弦波磁界:菌根菌の成長とエルゴステロール成分量への影響] med./bio.

Sinusoidal magnetic fields: effects on the growth and ergosterol content in mycorrhizal funghi

掲載誌: Electro Magnetobiol 1997; 16 (2): 129-142

菌根菌コツブタケの成長と膜脂質エロゴステロールに対する弱超低周波磁界の影響を調べた。そのため、2通りの培養を使用した。固形(pH 6)と液状(pH 3)である。磁束密度が0.025 と0.1mTでヘルムホルツコイル対で発生させた50Hz磁界は、初期段階で成長が向上した。0.01mT, 46Hzでは影響はなかった。菌糸に特異的な膜を構成しているエロゴステロールを分析すると、菌系中のエルゴステロール量が僅かに上昇した。おそらく、電磁界受容体となって膜の重要性は動物実験でも見られているが。しかし、これらの影響を説明するメカニズムはよく分かっていない。

ばく露

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