[ラットの皮膚創傷治癒過程における坑酸化酵素活性に対する超低周波磁界の影響] med./bio.

Influence of extremely low-frequency magnetic field on the activity of antioxidant enzymes during skin wound healing in rats

掲載誌: Electromagn Biol Med 2013; 32 (4): 463-470

本研究は、超低周波(ELF)磁界ラットの傷の治癒過程における坑酸化酵素の活性に及ぼす影響を調べた動物実験である。実験的に背中に傷をつけた雄のラットを、治癒過程を改善するために10mTの40HzのELF磁界ばく露し、ミトコンドリアの抗酸化酵素細胞質スーパーオキシドジスムターゼグルタチオンペルオキシダーゼグルタチオンS-トランスフェラーゼの活性、ならびにマロンジアルデヒド濃度を調べた。その結果、磁界ばく露によりグルタチオンペロキシダーゼの血清中の活性上昇、肝細胞中のマロンジアルデヒド濃度の低下が見られた、と報告している。

ばく露