[Aerts他による『逐次的代理モデル化による携帯電話基地局放射からの屋外環境ばく露の評価』へのコメント] comment

Comments on "Exposure assessment of mobile phone base station radiation in an outdoor environment using sequential surrogate modeling" by Aerts et al

掲載誌: Bioelectromagnetics 2013; 34 (7): 568-569

このコメントは、Aertsらの論文(本誌34巻pp.300-311)に対するものである。Aertsらの「逐次的代理モデル(SSM)は大規模疫学研究に適している」との主張は疑わしく、著者らが提案した3D電波伝搬モデル(3DM)の方が疫学研究のRF-EMF評価により適しており、それを示す先行研究がある(Burgiら, 2008; Beekhuizenら, 2013)、と述べている。3DMがSSMより有利な点として、1) 大きな人口集団への規模拡大が容易、2) 時間変動を考慮できる、3) 高さ方向のばく露推定値も提供できる、を挙げている。具体的には、SSMは測定への依存が高いため、大規模な空間では測定地点数が非常に多く必要になる、現時点での測定では過去のばく露評価ができない、都市では基地局が見通せる高い位置に居住する人が多いが、SSMでは垂直方向の取り扱いが容易ではない、と説明している。また、AertsらがSSMの利点とした「アンテナや建物の情報が不要」については、これらの情報の入手が可能な国も多くなっている、と指摘している。

ばく露

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