[男子大学生の筋肉損傷マーカに対する低負荷伸張性収縮運動および温熱による運動前準備の効果] med. app.

Effect of preconditioning by light load eccentric exercise versus heat on markers of muscle damage in collegiate males

掲載誌: Asian J Sports Med 2014; 5 (3): e23044

この研究は、男子大学生(n=36)の筋肉損傷マーカを指標に、低負荷の伸張性収縮(ダンベル負荷レベルを最大容量等尺性収縮MVCの10%に設定したECC)運動およびマイクロ波ジアテルミーによる温熱(MWD:150W、20分間)による運動前ウォーミングアップの効果を比較した。被験者を無作為に同数のECC群とMWD群に分け、それぞれの方法でウォーミングアップした後、肘屈筋群の最大負荷ECC運動を30回反復させた。その結果、最大負荷ECC運動後の数日間測定したMVC、可動範囲、筋肉痛、血清クレアチニンキナーゼ活性には両群で有意差がなかったが、血清乳酸脱水素酵素活性にのみ有意差が見られた,と報告している。

ばく露