[30 Hzパルス磁界は初期の胚発生をストップさせる] med./bio.

A 30-Hz Pulsed Magnetic Field Can Stop Early Embryonic Development.

掲載誌: J Bioelectricity 1990; 9 (1): 61-66

<目的>ニワトリの胚の発生,成長に対するサイクロトロン共鳴周波数下の磁界に暴露し,その影響を調べた. <方法>350個(175個づつ対照と暴露)のミワトリの卵を実験に使用した.48時間の培養期間中磁界に暴露した.磁界は1μTp-pの振幅で,2μsecのrise and fall時間を有して,500μsec幅で30Hzの繰り返し周波数である.胚を正常,異常奇形及び未発達の状態に分類した.正常胚と(異常奇形,未発達の胚)の非正常胚の2群に分け,対照群と比較検討した.地磁気は44.2μTである.ここで,CaとNaイオンイオンサイクロトロン共鳴周波数は約3.6Hzと29.6Hzである. <結果及び結論>対照群の正常胚は73.7%で,暴露群は69.7%である.これは有意でなく,磁界暴露の影響はない.しかし,2つの母集団異常奇形と未発達の胚を比較した場合,暴露群では未発達胚が増加した(16%;暴露群,6.8%;対照群,P=0.01).非正常な胚では,対照の胚奇形異常胚が減少した(対照;73.9%(46例中34),暴露;47.2%(53例中25)).磁界暴露によると見られる奇形状態を写真に示す.30Hz磁界暴露で,正常と非正常な胚の発生割合には違いは見られないが,非正常胚の発達を変化させる.個々の胚の発達特性が大きく影響している.

ばく露

関連論文