[甲状腺組織に対する2100 MHz無線周波電磁放射の影響] med./bio.

The Effects of 2100 MHz Radio Frequency Radiation on Thyroid Tissues

掲載誌: West Indian Med J 2021; 69 (1): 51-55

この研究は、健康な雌のウィスターアルビノラット(n=30、月齢は抄録不記載、体重200-256g)を第1ばく露群(E1:10日間ばく露)、第2ばく露群(E2:40日間ばく露)、それぞれの対照群(G1、G2)の4群(匹数は抄録不記載)に無作為に分け、2つのばく露群には、2100 MHz無線周波電磁放射RF:3G携帯電話の模擬信号を発振器から放射ばく露レベルはは抄録不記載)を、それぞれのばく露期間中、1日6時間(9am-3pm)、週5日連続で与えた。ばく露後の検査の結果、カタラーゼおよびキサンチンオキシダーゼの酵素活性に、E1、E2間で有意差が見られたが、G1、G2間ではカタラーゼに関してのみ有意差が見られた(JEIC注:原文のまま);甲状腺組織組織病理学的検査では所見に違いはなかった、と報告している。

ばく露