研究のタイプ: 疫学研究 (observational study)

[電子商品監視装置からの磁界への母親のばく露の生殖リスクについてのパイロット研究] epidem.

A pilot study on the reproductive risks of maternal exposure to magnetic fields from electronic article surveillance systems.

掲載誌: Int J Radiat Biol 2018; 94 (10): 902-908

この研究は、電子商品監視(EAS)装置の近くで働くレジ係の中間周波(IF)磁界ばく露生殖機能に及ぼす影響についての大規模疫学研究の実施可能性を調べた。このコホートには、2008-2015年にEAS装置のあるスーパーマーケット、またはEAS装置のない雑貨店(非ばく露群とみなす)でレジ係として働く女性4157人が含まれる。全国保健登録からの情報に基づき、このコホートでは調査期間中、536人の出産及び38件の流産があった。レジ係の磁界ばく露の特徴付けのため、測定も実施した。その結果、レジ係はゲートを短距離で通過する場合にのみ8.2 MHzの磁界ばく露されることがわかった。レジ係の椅子で約0.1 mTの静磁界が認められた。超低周波(ELF)磁界はEAS装置のない店の方が高かった。流産リスク、低出生体重または早産のリスクに差はなかった、と著者らは報告している。また、今後の研究では、kHz周波数のより強いIF磁界を生じるEAS装置の近くで働く被験者を含めること、可能性のある交絡因子としてELF磁界を評価することが望ましい、と述べている。

影響評価項目/リスク推定のタイプ

ばく露

ばく露評価

ばく露集団

グループ 説明
参照集団 1 cashiers working in grocery stores without EAS-systems: unexposed
集団 2 cashiers working in supermarkets with EAS systems: exposed

調査対象集団

調査規模

タイプ
合計 4,157
統計学的分析方法:

研究助成

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