研究のタイプ: 医学/生物学の研究 (experimental study)

[静磁界への慢性ばく露によるラットのシナプトソームATPアーゼおよびアセチルコリンエステラーゼの活性の変調] med./bio.

Modulation of rat synaptosomal ATPases and acetylcholinesterase activities induced by chronic exposure to the static magnetic field

掲載誌: Int J Radiat Biol 2018; 94 (11): 1062-1071

この研究は、Wistar albinoラットを6匹ずつ、上向き及び下向きの1 mT静磁界ばく露し、50日後にラットを屠殺し、脳全体からシナプトソームを抽出して酵素活性及び酸化ストレスパラメータを調べた。その結果、どちらのばく露群でも、疑似ばく露対照群と比較して、アデノシン三リン酸分解酵素(ATPアーゼ)、アセチルコリンエステラーゼ(AChE)活性、及びマロンジアルデヒドMDA)レベルが有意に上昇した。また、下向きばく露群では、対照群(2.60 ± 0.29 U/mg)及び上向きばく露群(2.72 ± 0.21 U/mg)と比較して、シナプトソームカタラーゼ活性の有意な低下が認められた(1.48 ± 0.17 U/mg)。向きが異なる静磁界への慢性ばく露は、ラットシナプトソームにおけるATPアーゼ及びAChE活性を上昇させる、と著者らは結論付けている。

ばく露