[ラットの坐骨神経に対する低レベル1800 MHz無線周波放射の影響及びパリカルシトールの防護的役割] med./bio.

Effect of low-level 1800 MHz radiofrequency radiation on the rat sciatic nerve and the protective role of paricalcitol.

掲載誌: Bioelectromagnetics 2018; 39 (8): 631-643

この研究は、ラット坐骨神経に対する1800 MHzの無線周波RF放射の影響と、パリカルシトールの防護的役割について調べた。ラット対照群、パリカルシトール投与群、RFばく露群、RFばく露+パリカルシトール投与群の4群に割付けた。ばく露群は1800 MHzのRFに1時間/日、4週間ばく露した。パリカルシトール投与群にはパリカルシトールを0.2 μg/kg/日、3回/週、4週間投与した。神経活動電位振幅及び潜時カタラーゼ活性、マロンジアルデヒドMDA)レベル、坐骨神経超微細構造の変化を評価した。その結果、RFばく露群では、神経活動電位振幅の減少、潜時の延長、MDAレベルの上昇、カタラーゼ活性の増加、有髄神経線維の劣化が認められた。この電気生理学的及び組織学的知見は神経障害と一致し、この神経障害は部分的にパリカルシトール投与によって緩和された、と著者らは報告している。

ばく露