<目的> 磁界を変化させることにより,鶏の胚の発育に影響を与えるかどうかと,鶏の品種によって影響に差があるかどうかを検討した. <方法> 鶏の胚に最大値1.0μTの弱小時間変動磁界{単極方形波(周期:100μs, 1, 10, 20 30ms),双極方形波(20ms),正弦波(20ms)}を曝露した.各実験では最低でも50個の磁界を曝露した群の卵と対照群の卵を用いた.磁界の鶏の胚の発育への影響を調べた.また,4品種の鶏の胚にも最大値1.0μTの弱小時間変動磁界(100Hzの単極方形波)を曝露した.各品種によって磁界の影響があるかを対照群との比較も行って調べた. <結果及び結論> 磁界の鶏の胚の発育への影響は見られなかった.また,鶏の品種の違いによる磁界の影響の違いも見られなかった.
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