研究のタイプ: 医学/生物学の研究

[静磁気刺激は星状細胞の初代培養モデルにおいて酸化状態と細胞生存率パラメータの変化を生じる] med./bio.

Static Magnetic Stimulation Induces Changes in the Oxidative Status and Cell Viability Parameters in a Primary Culture Model of Astrocytes.

掲載誌: Cell Biochem Biophys 2021; 79 (4): 873-885

星状細胞中枢神経系の機能において重要な役割を果たしており、静磁界治療の際の脳の可塑性反応に寄与している可能性がある。多くの研究が脳の可塑性における静磁界刺激を評価しているが、細胞レベルでの静磁界の結果を評価した研究はほとんどない。このため、この研究の著者らは、305 mT(中強度)の静磁界の影響を、新生Wistarラット(生後1-2日目)から取得した健康な/正常な皮質星状細胞初代培養細胞で評価した。コンフルエンスに達した後、細胞を7日間連続で毎日5分間、15分間、30分間、40分間、静磁界刺激した。酸化ストレスパラメータ、細胞周期細胞生存率ミトコンドリア機能を分析した。その結果、5分間および40分間刺激群では抗酸化能が低下した。スーパーオキシドジスムターゼおよびカタラーゼ酵素活性、または総チオール含有量には差は認められなかったが、脂質過酸化は全ての刺激群で増加した。細胞周期は40分間刺激後に変化したが、15分間、30分間および40分間刺激細胞壊死につながった。ミトコンドリア機能は静磁界刺激後に低下したが、画像分析ではミトコンドリアのネットワークに大幅な変化は認められなかった。これらの結果から、静磁界健康星状細胞酸化状態および生存率を損ねることが明らかになった、と著者らは結論付けている。

ばく露