[出生前の期間に1時間電磁界にばく露されたラット海馬に対する異なるハーブの影響] temp.

The effects of different herbals on the rat hippocampus exposed to electromagnetic field for one hour during the prenatal period.

掲載誌: J Chem Neuroanat 2021: 102043 [in press]

この研究は、携帯電話から発せられる電磁界海馬に及ぼすかもしれない影響に焦点を当て、各種の抗酸化物質を用いることでその潜在的影響を低減できるかどうかを調べた。雌の妊娠中のWistar albinoラット27匹(8-10週齢、体重200-250 g)を9群に当分した。電磁界ばく露群は900 MHzの電磁界に1時間/日、21日間ばく露した。非ばく露対照群にはガルシニア・コラ(GK)[乾燥ショウガ抽出物]、ツルレイシ(MC)[ニガウリ抽出物]、およびチモキノン(TQ)[ブラッククミンシード抽出物]を投与した[いずれも抗酸化物質]。擬似ばく露群はばく露群と同じばく露装置に入れたが、ばく露しなかった。生後4か月目の仔ラット行動学的試験を実施した。脳組織サンプルを組織学的、立体的、機能的、および免疫組織化学的手法で評価した。アンモン角(CA)の錐体ニューロンの数を光学分別法で判定した。血液サンプル中のスーパーオキシドジスムターゼ(SOD)およびカタラーゼ(CAT)の酵素活性も評価した。その結果、錐体ニューロンの総数はばく露群で有意に減少した(p < 0.01)。また、MCの防護作用は他の2つの抗酸化物質よりも強力であった(p < 0.01)。900 MHz電磁界は脳に有害な変化を生じ得るが、GK、MCおよびTQはその悪影響を低減し得ることが示唆された、と著者らは結論付けている。

ばく露