[活性化誘導デミナーゼの発現、B細胞リンパ腫6ならびにインターロイキン-6およびインターロイキン-21の血清レベルに対する50 Hz磁界の影響] med./bio.

Effect of 50-Hz magnetic fields on the expression of activation-induced deaminase, B-cell lymphoma 6 and serum levels of interleukin-6, interleukin-21

掲載誌: Int J Radiat Biol 2023; 99 (9): 1456-1462

体液性免疫応答の際、活性化誘導デアミナーゼ(AID)およびB細胞リンパ腫-6(Bcl-6)の遺伝子発現し、インターロイキンIL)-6およびIL-21が産生される。これらの因子は、抗体のクラスチェンジ、親和性成熟およびB細胞胚中心の活性化において重要な役割を担っている。このため、この研究は、密度が異なるこれらの因子への50 Hz磁界ばく露の影響を調べた。ラット80匹を4つのばく露群(1、100、500、2000 µT:50 Hz、2時間/日、60日間)および対照群に割り付けた。免疫系の活性化のため、全てのラットばく露31、44、58日目にヒト血清アルブミン免疫化した。逆転写定量的ポリメラーゼ連鎖反応(RT-qPCR)を用いて脾臓でのAIDおよびBcl-6の発現レベルを調べた。免疫化の前後のIL-6およびIL-21の血清レベルを酵素結合免疫吸着法で調べた。その結果、AIDの発現が1 µTで有意に低下したが、Bcl-6の発現には影響は認められなかった。血清IL-6は免疫化後の500 µTばく露群のみで上昇した、と著者らは報告している。

ばく露