[4℃で冷蔵保存中のソウギョ（Ctenopharyngodon idellus）の筋原線維タンパク質に対する50 Hzの超低周波電磁界の影響] med./bio.

Effects of extremely low frequency electromagnetic field at 50 Hz on myofibrillar protein from grass carp (Ctenopharyngodon idellus) during chilled storage at 4°C

著者: Mahato S, Zhu Z, Sun DW
掲載誌: Lebensm Wiss Technol 2023; 174: 114397
RISフォーマットで参考文献をダウンロード

この研究は、40-70 Hzの超低周波（ELF）ELF電磁界が、4℃で4時間および6時間冷蔵保存したソウギョ（Ctenopharyngodon idellus）に対する生物学的影響の可能性を調べた。ソウギョから抽出した筋原線維タンパク質を分析した結果、50および60 Hzばく露により、Ca2+ATPase活性およびpHが有意に上昇し、全チオール含量が低下することが示された（p < 0.05）。特に、50 Hzばく露がより顕著な影響を示し、より高い相関関係が認められた。50 Hzは冷蔵保存中に筋原線維タンパク質の品質を向上させる「窓」効果と関連している可能性がある、と著者らは結論付けている。

ばく露