[ラット皮質脳波帯域に及ぼす45 Hz磁界の影響] med./bio.

Effects of 45 Hz Magnetic Fields on Cortical EEG Spectrum in Rats

掲載誌: Electro Magnetobiol 1993; 12 (2): 179-185

<目的> 磁界を長期間曝露した際の脳波への影響をみた報告はないので、本研究において24時間曝露をして、調べた。 <方法> 12匹のWistar系雌ラットを用いた。4つの記録電極を埋め込んだ1分On/1分Off、24時間、45Hz磁界を1.26mT, 126μT及び疑似曝露群に分けた。脳波は9時と15時の間に記録した。ラット覚醒していたが動いていない期間の8秒間の脳波を表1に示す項目に分けて分析した。 <結果及び結論> 脳波の変化は疑似曝露群でも見られたが、曝露群ではるかに多く見られた(表2)。100A/m(126μT)曝露群で有意差を示すことが多かった。特に、前頭部で多く見られた(表3)。その時間経過は図1、2に示すように15分後に最も顕著に見られ、30分後にほぼ回復した。

ばく露

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