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パソコンおよびラップトップ

分類:
コンピュータおよびオフィス装置
同義語:
PC, パソコン
説明:

コンピュータとは、一連の算術的および論理的な操作を自動的に実行するようにプログラムされた装置である。パーソナルコンピュータ(略称PC)は、家庭や職場のメインフレームコンピュータとは異なり、ひとりの人が使用する。PCは通常、モニタ、本体、キーボードおよびマウスからなる。本体には、メインボード、電源、冷却装置付きのマイクロプロセッサ(CPU)、メモリ(RAM)、グラフィックカード、ストレージ(HDD, SSD)が内蔵され、大抵はフロッピーディスク、CDまたはDVD用のディスク駆動装置も内蔵されている。
ラップトップはPCの持ち運びタイプであり、コンピュータとモニタ、マウスおよびキーボードを一つの装置に統合したものである。電源ユニットは、通常、充電用ケーブルと一体になっているため、ラップトップには内蔵されない。

PCまたはラップトップにおける電界磁界電磁界の発生源は、用いられている技術に大きく依存する。例えば、ハードディスクドライブ(HDD)はデータ保存に磁界を利用するため、低周波磁界放射する。対照的にソリッドステートドライブ(SSD)は、データ保存技術が半導体を基盤とするため、磁界放射しない。低周波および高周波電磁界のもっと大きな発生源は、電源ユニット、モニタ、あるいはWLANやブルートゥースなど無線通信用のネットワークモデュールである。この項のリストに示した測定値は、コンピュータ本体、ラップトップまたは電源ユニットから放射された電磁界を表す。モニタ、WLANブルートゥースは、それぞれの項に分けられている。

電磁界の種別:
電界、磁界および電磁界

測定値(文献に拠る)

測定されている物理量 測定値 分類上の特徴 特記事項
磁束密度 0.01 µT (最大値, 測定値) - 距離 30 cm [1]
磁束密度 0.07–0.21 µT (測定値) - 距離 50 cm [2]
磁束密度 0.12 µT (測定値) - 距離 50 cm [3]
磁束密度 0.14 µT (平均値, 測定値) - 使用中 [4]
磁束密度 0.3 µT (最大値, 測定値) - 距離 61 cm [5]
磁束密度 0.5–30 µT (最大値) - 距離 3 cm [1]
磁束密度 1.5 µT (最大値, 測定値) - 距離 80 cm [6]
磁束密度 5 µT (最大値, 測定値) - 距離 40 cm [6]
磁束密度 10 µT (平均値, 測定値) - 距離 15 cm [7]
磁束密度 50 µT (最大値) - 装置の前面 [6]
磁束密度 0.08 µT (測定値) - 装置周辺 [9]
磁束密度 3.8 µT (最大値) - 周波数1000 Hzでの最大値 [10]
磁束密度 5.27 µT (最大値) - maximum measured value under the latop [8]
磁束密度 6 µT (最大値) - 周波数17960 Hzでの最大値 [10]
磁束密度 29.5 µT (最大値) - 周波数750 Hzでの最大値 [10]
磁束密度 30.2 µT (最大値) - バッテリー充電中の最大値 [8]
磁束密度 1.59 mT (最大値, 計算値) - 装置表面:50 Hz [15]
電界強度 58 mV/m (最大値) - 胎児での最大値 [8]
電界強度 80 V/m (測定値) - 距離 1 m [9]
電界強度 1.5 kV/m (測定値) - 装置周辺 [9]
電界強度 1.34 kV/m (最大値, 計算値) - 装置表面:50 Hz [14]
電流密度 1.9 mA/m² (最大値) - 胎児での最大値 [8]
電力密度 4 mW/m² (最大値) - 距離 1 m [10]
電力密度 4 mW/m² (最大値) - 距離 1 mでの最大値 [11]
電力密度 22–4 mW/m² (最大値) - 距離 0.5 - 1 m [12]
電力密度 22 mW/m² (最大値) - 距離 0.5 mでの最大値 [11]
SAR 1.93 mW/kg (最大値) - 全身について;送信出力 240 mW [13]
SAR 75 mW/kg (最大値) - 左大腿部の上部の組織10 gでの最大値 [13]
電力 17 mW (最大値) - 積分した放射出力の最大値 [12]

参考文献

  1. 著者のリストなし (2018): [放射線および放射線防護:ドイツ連邦放射線防護局の情報]
  2. Behrens T et al. (2004): [家電製品への極低周波電磁界のばく露でのライフタイムでの定量化と後向き症例対照疫学研究]
  3. Preece AW et al. (1999): [屋内電気器具が生み出す磁界へのヒトのばく露に関する評価]
  4. Mezei G et al. (2001): [家電製品仕様と60 Hz居住磁界ばく露]
  5. National Research Council (1997): [居住環境の電界および磁界へのばく露による健康影響の可能性]
  6. Farag AS et al. (1998): [家庭内の電磁界]
  7. Lacy-Hulbert A et al. (1998): [電磁界に対する生物の応答]
  8. Zoppetti N et al. (2011): [ラップトップコンピュータから発生する低周波磁界への胎児ばく露の評価および特性]
  9. Ahmadi H et al. (2010): [送電線付近の電磁界:問題と解決策]
  10. Bellieni CV et al. (2012): [ラップトップ・コンピュータの膝上使用による電磁界へのばく露]
  11. Khalid M et al. (2011): [無線コンピュータネットワークからの無線周波電磁界へのばく露:学校内のWi-Fi機器の負荷時間率]
  12. Swerdlow AJ et al. (2012): [無線周波電磁界による健康影響:RCE 20]
  13. Zhou Y et al. (2008): [PCMCIAデータカードの実例を利用した人体近くで動作する無線通信端末によるSAR]
  14. Leitgeb N et al. (2008): [家電製品からの電気放射]
  15. Leitgeb N et al. (2008): [家電製品の磁気放出格付け。包括的市場調査]