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110 kV~150 kV 送電線

分類:
架空送電線
説明:

110 kV~150 kVの送電線高電圧または超高電圧に属し、三相交流電流で運転される。

電磁界の種別:
電界および磁界

測定値(文献に拠る)

110 kV
測定されている物理量 測定値 分類上の特徴 特記事項
電界強度 0.6 V/m (平均値, 測定値) 中国 送電線近くの8階建てビルの2階 [1]
電界強度 0.62 V/m (最大値, 測定値) 中国 送電線近くの8階建てビルの1階 [1]
電界強度 0.015 kV/m (平均値, 測定値) ドイツ 距離 50 m 、地上 1 m [2]
電界強度 0.017 kV/m (最大値, 測定値) ドイツ 距離 50 m 、地上 1 m [2]
電界強度 0.02–0.03 kV/m (測定値) ドイツ 距離 100 m 、地上1 m [2]
電界強度 0.04–0.1 kV/m (測定値) ドイツ 距離 50 m 、地上 1 m [2]
電界強度 0.227 kV/m (平均値, 測定値) ドイツ 距離 20 m、地上 1 m [2]
電界強度 0.241 kV/m (最大値, 測定値) ドイツ 距離 20 m、地上 1 m [2]
電界強度 530 V/m (測定値) 米国 電流負荷300 A、距離10 mでの垂直電界 [3]
電界強度 630.24 V/m (平均値, 測定値) 中国 送電線近くの8階建てビルの屋上 [1]
電界強度 635.6 V/m (最大値, 測定値) 中国 送電線近くの8階建てビルの屋上 [1]
電界強度 0.76–0.9 kV/m (測定値) ドイツ 電力線下、地上1 m [2]
電界強度 1.05 kV/m (平均値, 測定値) ドイツ 電力線下、地上1 m [2]
電界強度 1.56 kV/m (最大値, 測定値) ドイツ 電力線下、地上1 m [2]
磁束密度 0.01 µT (最大値, 測定値) フィンランド 距離 66 mまたは91 m [4]
磁束密度 0.05 µT (測定値) ドイツ 距離 100 m 、地上1 m [2]
磁束密度 0.079 µT (平均値, 測定値) ドイツ 距離 50 m 、地上 1 m [2]
磁束密度 0.1–0.15 µT (測定値) ドイツ 距離 50 m 、地上 1 m [2]
磁束密度 0.11 µT (平均値, 測定値) 中国 送電線近くの8階建てビルの1階 [1]
磁束密度 0.11 µT (最大値, 測定値) フィンランド 距離 43 m [4]
磁束密度 0.17 µT (最大値, 測定値) フィンランド 距離 47 m [4]
磁束密度 0.29 µT (平均値, 測定値) 中国 送電線近くの8階建てビルの屋上 [1]
磁束密度 0.38 µT (最大値, 測定値) ドイツ 地上 1 m、電流負荷時 [2]
磁束密度 0.501 µT (平均値, 測定値) ドイツ 距離 20 m、地上 1 m [2]
磁束密度 1 µT (測定値) ドイツ 送電線中心までの距離 25 m、電流負荷 325 A [5]
磁束密度 1.2–1.45 µT (測定値) ドイツ 電力線下、地上 1 m [2]
磁束密度 1.4–4.4 µT (最大値, 測定値) ドイツ 最大電流負荷時の電力線に近接した集合住宅において [2]
磁束密度 1.77 µT (最大値, 測定値) 米国 距離10 mでの水平磁界 [3]
磁束密度 2 µT (最大値, 測定値) セルビア 距離 12.6 m、電流負荷 175 A [6]
磁束密度 2.1 µT (最大値, 測定値) ドイツ 地上1 m; 30 %の電流負荷 [2]
磁束密度 2.5 µT (測定値) ドイツ 送電線中心からの距離 10 m、電流負荷 325 A [5]
磁束密度 2.949 µT (平均値, 測定値) ドイツ 送電線近傍、地上 1 m [2]
磁束密度 5–30 µT (最大値, 測定値) ドイツ 電力線の直下 [7]
磁束密度 5.5 µT (測定値) ドイツ 負荷電流 325 Aの電力線の下 [5]
磁束密度 7.5 µT (最大値, 測定値) ドイツ 地上1 m;最大電流負荷時 [2]
電力密度 2.41 nW/cm² (平均値, 測定値) 中国 送電線近くの8階建てビルの2階 [1]
電力密度 4.48 nW/cm² (最大値, 測定値) 中国 送電線近くの8階建てビルの1階 [1]
電力密度 2,550.02 nW/cm² (平均値, 測定値) 中国 送電線近くの8階建てビルの屋上 [1]
電力密度 4,130 nW/cm² (最大値, 測定値) 中国 送電線近くの8階建てビルの屋上 [1]
110kV
測定されている物理量 測定値 分類上の特徴 特記事項
磁束密度 4 µT (最大値, 計算値) スロベニア 送電線までの距離 20m [8]
磁束密度 14–17 µT (最大値, 計算値) スロベニア 電力線下、地上 1m [8]
115 kHz
測定されている物理量 測定値 分類上の特徴 特記事項
磁束密度 2.1 µT (測定値) 日本 60 Hz 電力線 [9]
115 kV
測定されている物理量 測定値 分類上の特徴 特記事項
磁束密度 0.02 µT (測定値) 米国 距離 91.44 m;平均使用時 [10]
磁束密度 0.04–0.05 µT (最大値, 測定値) 米国 距離 100 m [11]
磁束密度 0.04 µT (最大値, 測定値) 米国 距離 60.96 m;平均使用時 [10]
磁束密度 0.04 µT (測定値) 米国 距離 91.44 m;ピーク使用時 [10]
磁束密度 0.09 µT (測定値) 米国 距離 60.96 m;ピーク使用時 [10]
磁束密度 0.14 µT (測定値) 米国 距離 15.24 m、電力使用ピーク時 [10]
磁束密度 0.2 µT (最大値, 測定値) 米国 距離 50 m [11]
磁束密度 0.2 µT (最大値, 測定値) 米国 距離 30.48 m、平均電力消費時 [10]
磁束密度 0.4 µT (測定値) 米国 距離 30.48 m、ピーク電力消費時 [10]
磁束密度 0.7 µT (最大値, 測定値) 米国 距離 15.24 m、平均的電力使用時 [10]
磁束密度 3 µT (最大値, 測定値) 米国 - [12]
磁束密度 3.5 µT (最大値, 測定値) 米国 距離 10 m [11]
磁束密度 7.5 µT (最大値, 測定値) 米国 電力線の直下 [11]
132 kV
測定されている物理量 測定値 分類上の特徴 特記事項
電界強度 0.05 kV/m (測定値) 英国 送電線中心までの距離 25 m [13]
電界強度 1 kV/m (最大値, 測定値) 米国 送電線中心までの距離 25 m [14]
電界強度 1.9 kV/m (最大値, 測定値) 英国 地上 1 m;雨天 [15]
磁束密度 0.72 µT (最大値, 測定値) イタリア 電力線下 [16]
138 kV
測定されている物理量 測定値 分類上の特徴 特記事項
電流密度 1.7 mA/m² (最大値, 計算値) 米国 距離 0.5 m [12]
150 kV
測定されている物理量 測定値 分類上の特徴 特記事項
磁束密度 0.6 µT (測定値) ギリシャ 距離 50 m 、電流負荷 500 A [17]
磁束密度 4 µT (測定値) ギリシャ 距離 20 m、電流負荷 500 A [17]
磁束密度 12.5 µT (測定値) ギリシャ パイロン;電流負荷 500 A [17]
測定されている物理量 測定値 分類上の特徴 特記事項
磁束密度 10 µT (測定値) - 距離 10 m、電流負荷 500 A [17]

参考文献

  1. Qin QZ et al. (2012): [中国・重慶の一都市部における110 kV高圧線の電磁放射のモニタリング結果]
  2. Neitzke HP et al. (2010): [地中線および架空送電線から放出される電界および磁界へのばく露の測定および比較:プロジェクト3608S03011]
  3. King RW (1998): [送電線とVLF送信機にばく露された人体組織の電界と電流]
  4. Verkasalo PK et al. (1997): [送電線の磁界と鬱病]
  5. Börner F (2003): [BIA-Report 6/03:電気・電子機器、装置および設備の周辺の電磁界]
  6. Vulevic B et al. (2011): [セルビアの架空送電線付近の家庭におけるELF磁界レベルの調査]
  7. 著者のリストなし (2019): [放射線および放射線防護:ドイツ連邦放射線防護局の情報]
  8. Valic B et al. (2015): [子供の典型的なEMFばく露:ばく露量測定とドシメトリ]
  9. Miyaji Y et al. (2014): [IEC62110に準拠した電力設備が発生する磁界の評価]
  10. 著者のリストなし (1992): [あなたの周りのEMF:日常的な電気機器からの磁界の測定]
  11. Kaune WT (1993): [電力周波数電界・磁界への人体ばく露の評価]
  12. National Research Council (NRC) (1997): [居住環境の電界および磁界へのばく露による健康影響の可能性]
  13. Allen SG et al. (1994): [提出されたCEC物理因子指令を考慮した光放射および電界と磁界への職業ばく露のレビュー:NRPB·R265]
  14. Swanson J et al. (2000): [コメント:高圧送電線下での汚染エアロゾルへのばく露増加と、送電線からのコロナイオンと汚染エアロゾルへのばく露増加]
  15. Fews AP et al. (1999): [高圧送電線下での汚染エアロゾルの増加]
  16. Licitra G et al. (2001): [電力線が発する磁界への長期ばく露の評価]
  17. Filippopoulos G et al. (2005): [送電線による磁界の解析的計算]