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WiMax 基地局

分類:
WiMax
説明:

WiMAX基地局の場合、電磁界の大きさは、見通せる位置に送信アンテナが在ることのみならず、送信アンテナの中心送信方向の範囲内のエリアに測定点があるか否かにも依存する。

電磁界の種別:
電磁界

測定値(文献に拠る)

WiMax規格不明
測定されている物理量 測定値 分類上の特徴 特記事項
電界強度 0.014–0.28 V/m (最小値 - 最大値, 測定値) 都市部 311の測定箇所での測定値の範囲:3.5 GHz [1]
電界強度 0.12 V/m (測定値) 研究室 身長191 cmの高身長ファントムでの平均;入力10 mW;周波数範囲 3.4 - 3.8 GHz [2]
電界強度 0.67 V/m (測定値) 都市部 見通せるアンテナまでの 距離 10 m ;居住用ビルの屋上に設置されたアンテナ;測定は屋上でも実施;測定器の周波数分解幅300 kHz [3]
電界強度 0.71 V/m (測定値) 都市部 見通せるアンテナまでの 距離 10 m ;居住用ビルの屋上に設置されたアンテナ;測定は屋上でも実施;測定器の周波数分解幅 5 MHz [3]
電界強度 3.05 V/m (測定値) 都市部 アンテナからの距離 5 m (主たる放射方向内);居住用ビルの屋上に設置されたアンテナ;屋上での測定も実施;検出器の分解バンド幅300 kHz [3]
電界強度 3.4 V/m (測定値) 都市部 アンテナからの距離 5 m (主たる放射方向内);居住用ビルの屋上に設置されたアンテナ;屋上での測定も実施;検出器の分解バンド幅5 MHz [3]
電界強度 3.51 V/m (測定値) 都市部 アンテナまでの距離 2 m(アンテナの主な放射方向の内側)、居住用ビル屋上に設置されたアンテナ;測定は屋上でも実施;測定器の周波数分解幅 5MHz [3]
電界強度 3.78 V/m (測定値) 都市部 アンテナまでの距離 2 m(アンテナの主な放射方向の内側)、居住用ビル屋上に設置されたアンテナ;測定は屋上でも実施;測定器の周波数分解幅300 kHz [3]
固定WiMax
測定されている物理量 測定値 分類上の特徴 特記事項
電界強度 0.01 V/m (測定値) 田園地域 アンテナまでの距離 400 m、地上高 8 m;測定箇所はアンテナの主な放射方向の内側エリア内ではない [4]
電界強度 0.01 V/m (測定値) 都市近郊 アンテナまでの距離 18 m、地上高28 mで居住用ビル屋上に設置されたアンテナ;測定箇所はアンテナの主な放射方向の内側エリア内ではない [4]
電界強度 0.01 V/m (測定値) 都市部 アンテナまでの距離 230 m、地上高15 mで病院の屋上に設置されたアンテナ;測定箇所はアンテナの主な放射方向の内側エリア内にはない [4]
電界強度 0.04 V/m (測定値) 工業団地 2つのセクタアンテナまでの距離 330 m、地上高 15 mでビル屋上に設置されたアンテナ;測定箇所はアンテナの主な放射方向の内側エリア内ではない [4]
電界強度 0.04 V/m (測定値) 都市部 アンテナまでの距離 46 m、地上高15 mで病院の屋上に設置されたアンテナ;測定箇所はアンテナの主な放射方向の内側エリア内にはない [4]
電界強度 0.06 V/m (測定値) 都市近郊 アンテナとの距離 79 m、居住用ビル屋上に設置されたアンテナの地上高28 m、測定箇所はアンテナの主な放射方向の内側エリア内ではない [4]
電界強度 0.12 V/m (測定値) 田園地域 アンテナまでの距離 129 m;地上高8 m;測定箇所はアンテナの主な放射方向の内側エリア内 [4]
電界強度 0.12 V/m (測定値) 都市部 アンテナまでの距離 150 m、地上高15 mで病院の屋上に設置されたアンテナ;測定箇所はアンテナの主な放射方向の内側エリア内ではない [4]
電界強度 0.13 V/m (測定値) 都市近郊 アンテナまでの距離 236 m、地上高28 mで居住用ビル屋上に設置されたアンテナ;測定箇所はアンテナの主な放射方向の内側エリア内 [4]
電界強度 0.14 V/m (測定値) 工業団地 2台のセクタアンテナからの距離 552 m、ビル屋上に設置されたアンテナの高さ 15 m、測定点はアンテナの主たる放射方向内部のエリア内 [4]
電界強度 0.16 V/m (測定値) 都市部 アンテナまでの距離 192 m、地上高15 mで病院の屋上に設置されたアンテナ;測定箇所はアンテナの主な放射方向の内側エリア内 [4]
電界強度 0.22 V/m (測定値) 都市部 アンテナまでの距離 174 m、地上高15 mで病院の屋上に設置されたアンテナ;測定箇所はアンテナの主な放射方向の内側エリア内 [4]
電界強度 0.24 V/m (測定値) 工業団地 アンテナとの距離 83 m、ビル屋上に設置された2つのセクタアンテナの地上高15m、測定箇所はアンテナの主な放射方向の内側エリアである [4]
電界強度 0.26 V/m (測定値) 工業団地 アンテナまでの距離 174 m、地上高15 mでビル屋上に設置されたアンテナ;測定箇所はアンテナの主な放射方向の内側エリア内ではない [4]
電界強度 0.28 V/m (測定値) 都市近郊 アンテナまでの距離 117 m、地上高28 mで居住用ビル屋上に設置されたアンテナ;測定箇所はアンテナの主な放射方向の内側エリア内 [4]
電界強度 0.3 V/m (測定値) 田園地域 アンテナまでの距離 164 m、地上高8 m;測定箇所はアンテナの主な放射方向の内側エリア内 [4]
電界強度 0.45 V/m (測定値) 工業団地 アンテナまでの距離 233 m、地上高15 mでビルの屋上に設置されたアンテナ;測定箇所はアンテナの主な放射方向の内側エリア内 [4]
電界強度 0.48 V/m (測定値) 田園地域 アンテナまでの距離 39 m、地上高 8 m;測定箇所はアンテナの主な放射方向の内側エリア内ではない [4]
電界強度 0.52 V/m (測定値) 田園地域 アンテナマストとの距離 85 m、地上高 8 m、測定箇所はアンテナの主な放射方向の内側エリアである [4]
電界強度 0.84 V/m (測定値) 田園地域 アンテナマストからの距離 5 m、アンテナの高さ 8 m、測定点はアンテナの主たる放射方向内部のエリア内 [4]
電力密度 0.3 µW/m² (測定値) 都市部 アンテナまでの距離 230 m、地上高15 mで病院の屋上に設置されたアンテナ;測定箇所はアンテナの主な放射方向の内側エリア内にはない [4]
電力密度 0.4 µW/m² (測定値) 都市近郊 アンテナまでの距離 18 m、地上高28 mで居住用ビル屋上に設置されたアンテナ;測定箇所はアンテナの主な放射方向の内側エリア内ではない [4]
電力密度 0.5 µW/m² (測定値) 田園地域 アンテナまでの距離 400 m、地上高 8 m;測定箇所はアンテナの主な放射方向の内側エリア内ではない [4]
電力密度 5.2 µW/m² (測定値) 都市部 アンテナまでの距離 46 m、地上高15 mで病院の屋上に設置されたアンテナ;測定箇所はアンテナの主な放射方向の内側エリア内にはない [4]
電力密度 5.3 µW/m² (測定値) 工業団地 2つのセクタアンテナまでの距離 330 m、地上高 15 mでビル屋上に設置されたアンテナ;測定箇所はアンテナの主な放射方向の内側エリア内ではない [4]
電力密度 8.5 µW/m² (測定値) 都市近郊 アンテナとの距離 79 m、居住用ビル屋上に設置されたアンテナの地上高28 m、測定箇所はアンテナの主な放射方向の内側エリア内ではない [4]
電力密度 9.6 µW/m² (測定値) 都市近郊 アンテナまでの距離 217 m、地上高28 mで居住用ビル屋上に設置されたアンテナ;測定箇所はアンテナの主な放射方向の内側エリア内にはない [4]
電力密度 38.3 µW/m² (測定値) 田園地域 アンテナまでの距離 129 m;地上高8 m;測定箇所はアンテナの主な放射方向の内側エリア内 [4]
電力密度 40.5 µW/m² (測定値) 都市部 アンテナまでの距離 150 m、地上高15 mで病院の屋上に設置されたアンテナ;測定箇所はアンテナの主な放射方向の内側エリア内ではない [4]
電力密度 41.5 µW/m² (測定値) 都市近郊 アンテナまでの距離 217 m、地上高28 mで居住用ビル屋上に設置されたアンテナ;測定箇所はアンテナの主な放射方向の内側エリア内 [4]
電力密度 55.1 µW/m² (測定値) 工業団地 2台のセクタアンテナからの距離 552 m、ビル屋上に設置されたアンテナの高さ 15 m、測定点はアンテナの主たる放射方向内部のエリア内 [4]
電力密度 71.8 µW/m² (測定値) 都市部 アンテナまでの距離 192 m、地上高15 mで病院の屋上に設置されたアンテナ;測定箇所はアンテナの主な放射方向の内側エリア内 [4]
電力密度 133.2 µW/m² (測定値) 都市部 アンテナまでの距離 174 m、地上高15 mで病院の屋上に設置されたアンテナ;測定箇所はアンテナの主な放射方向の内側エリア内(固定WiMax) [4]
電力密度 150.7 µW/m² (測定値) 工業団地 アンテナとの距離 83 m、ビル屋上に設置された2つのセクタアンテナの地上高15m、測定箇所はアンテナの主な放射方向の内側エリアである;固定WiMax [4]
電力密度 184.1 µW/m² (測定値) 工業団地 アンテナまでの距離 174 m、地上高15 mでビル屋上に設置されたアンテナ;測定箇所はアンテナの主な放射方向の内側エリア内ではない(固定WiMax) [4]
電力密度 206.2 µW/m² (測定値) 都市近郊 アンテナまでの距離 117 m、地上高28 mで居住用ビル屋上にの設置されたアンテナ;測定箇所はアンテナの主な放射方向の内側エリア内 [4]
電力密度 231 µW/m² (測定値) 田園地域 アンテナまでの距離 164 m、地上高8 m;測定箇所はアンテナの主な放射方向の内側エリア内 [4]
電力密度 534.5 µW/m² (測定値) 工業団地 アンテナまでの距離 233 m、地上高15 mでビルの屋上に設置されたアンテナ;測定箇所はアンテナの主な放射方向の内側エリア内 [4]
電力密度 607.7 µW/m² (測定値) 田園地域 アンテナまでの距離 39 m、地上高 8 m;測定箇所はアンテナの主な放射方向の内側エリア内ではない [4]
電力密度 730.6 µW/m² (測定値) 田園地域 アンテナまでの距離 210 m、地上高 8 m;測定箇所はアンテナの主な放射方向の内側エリア内 [4]
電力密度 1,877.8 µW/m² (測定値) 田園地域 アンテナマストからの距離 5 m、アンテナの高さ 8 m、測定点はアンテナの主たる放射方向内部のエリア内 [4]

参考文献

  1. Joseph W et al. (2012): [さまざまな環境における新しい無線通信技術からのRFばく露の評価]
  2. Thielens A et al. (2015): [無線周波個人ばく露計2台1組の生体装着状態でのキャリブレーションとデータ処理]
  3. Joseph W et al. (2008): [ワイマックス(WiMAX)基地局アンテナによる電磁界の正確な測定]
  4. Bornkessel C et al. (2009): [WiMaxへのばく露の評価:最終報告書第3部:ばく露の決定と分析]