[磁界とヒト松果体機能:極低周波磁界夜間急性ばく露の血清メラトニン及び尿中6-サルファトキシメラトニン概日リズムに及ぼす影響評価] med./bio.

Magnetic fields and pineal function in humans: evaluation of nocturnal acute exposure to extremely low frequency magnetic fields on serum melatonin and urinary 6-sulfatoxymelatonin circadian rhythms.

掲載誌: Life Sci 1996; 58 (18): 1539-1549

<目的>げっ歯類では電界磁界曝露によりメラトニン抑制されることが報告されている。ヒトのデータは倫理的な理由から極めて少ない。本研究ではヒトに磁界を曝露した時、血清メラトニン及び尿中6-サルファトキシメラトニンに及ぼす影響を検討する。 <対象・方法>20-30才の健康な男性32名。2月から4月にかけて実験、8:00から23:00hまで明期、23:00から8:00hまで寝る(マスクで目を覆う、曝露室にはベッドを2台、擬似曝露室にもベッドを2台設置。直線磁界10μTを発生させる装置をベッドの周辺に設置(Fig1)。1回目の実験では23:00から8:00hまで連続曝露、2回目は15秒間隔でon-offを繰り返す間欠的曝露(Fig2)血液は11:00から20:00hまでは3時間おき、22:00から8:00hまでは1時間おきに採血。尿は8:00から23:00hまでは3時間おきに、23:00から8:00hまでは夜間尿1回採集。メラトニンの定量はRIA法によった。 <実験結果>Fig3左に連続9時間曝露、右に間欠的9時間曝露、上に血清メラトニン、下に尿6-サルファトキシメラトニンのデータを示す。いずれも曝露群と擬似曝露群との間に有意差はみられない。 <結論>50Hz直線磁界への9時間曝露はヒト松果体機能に影響を与えない。

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ばく露

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