[テレビ放送局からの電磁界への長期ばく露を受けた女性における免疫反応] med./bio.

The immune response of women with prolonged exposure to electromagnetic fields produced by radiotelevision broadcasting stations

掲載誌: Int J Immunopathol Pharmacol 2006; 19: 43-48

この研究は、ラジオ・テレビ放送局からの電磁界平均13年間ばく露された12人の女性(うち5人は主婦)をばく露群とした。この女性らの自宅バルコニーにおける電磁界レベル(平均±SD)は2000年時点で4.3±1.4 V/m 、2005年時点で3.7±1.3V/mであった。一方、対照群48人(年齢、喫煙習慣、アトピー、社会階層をマッチング)が居住する周辺地域の電磁界レベルは<2.0 V/mであった。両群の不安について、現時点の状態(STAI I)および性格的傾向性(STAI II)を調査した。また、血中細胞毒性リンパ球サブセットを測定した。結果として、ばく露群では、対照群に比べ、STA I/STAI II比は低かった;ばく露群では、血中細胞毒性活性は低く、Bリンパ球CD45+-CD19+の割合は高かった、などを報告している。

ばく露

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