この研究は、ラジオ・テレビ放送局からの電磁界に平均13年間ばく露された12人の女性(うち5人は主婦)をばく露群とした。この女性らの自宅バルコニーにおける電磁界レベル(平均±SD)は2000年時点で4.3±1.4 V/m 、2005年時点で3.7±1.3V/mであった。一方、対照群48人(年齢、喫煙習慣、アトピー、社会階層をマッチング)が居住する周辺地域の電磁界レベルは<2.0 V/mであった。両群の不安について、現時点の状態(STAI I)および性格的傾向性(STAI II)を調査した。また、血中細胞毒性とリンパ球サブセットを測定した。結果として、ばく露群では、対照群に比べ、STA I/STAI II比は低かった;ばく露群では、血中細胞毒性活性は低く、Bリンパ球CD45+-CD19+の割合は高かった、などを報告している。
このウェブサイトはクッキー(Cookies)を使って、最善のブラウジングエクスペリエンスを提供しています。あなたがこのウェブサイトを継続して使用することで、私たちがクッキーを使用することを許可することになります。