研究のタイプ: 医学/生物学の研究 (experimental study)

[50Hz電磁界ばく露は培養細胞におけるストレス活性化プロテインキナーゼのリン酸化および活性を誘導する] med./bio.

Exposure to 50 Hz electromagnetic fields induces the phosphorylation and activity of stress-activated protein kinase in cultured cells.

掲載誌: Electro Magnetobiol 2001; 20 (3): 415-423

研究目的(著者による)

細胞シグナル伝達プロセスに対する50Hz電磁界の影響を調べること。

詳細情報

ストレス活性化タンパク質キナーゼリン酸化を測定した。2つの強度グループで細胞ばく露した。どちらの強度グループも8つの持続時間のサブグループ(3分間、5分間、10分間、15分間、30分間、1時間、12時間、24時間)、及び偽ばく露群に分けた。全てのサブグループの細胞を同じ期間(ばく露開始後の4日間)培養した。

影響評価項目

ばく露

ばく露 パラメータ
ばく露1: 50 Hz
ばく露時間: 3 min, 5 min, 10 min, 15 min, 30 min, 1 h, 12 h, 24 h

ばく露1

主たる特性
周波数 50 Hz
タイプ
  • magnetic field
波形
  • sinusoidal
ばく露時間 3 min, 5 min, 10 min, 15 min, 30 min, 1 h, 12 h, 24 h
ばく露装置
ばく露の発生源/構造
ばく露装置の詳細 3 square Helmholtz coils (36 cm x 8 cm) with 168, 60, 168 (upper, middle, lower coil) turns of 1.16 mm copper wire, connected in series, set up inside an iron-shielded box inside a CO2 incubator; culture bottles placed in the central area between the coils
Sham exposure A sham exposure was conducted.
パラメータ
測定量 種別 Method Mass 備考
磁束密度 0.4 mT - 測定値 - -
磁束密度 0.8 mT - 測定値 - -

ばく露を受けた生物:

方法 影響評価項目/測定パラメータ/方法

研究対象とした生物試料:
調査の時期:
  • ばく露後

研究の主なアウトカム(著者による)

0.4mT及び0.8mTのどちらも、ストレス活性化タンパク質キナーゼリン酸化を生じることができた。ストレス活性化タンパク質キナーゼリン酸化は時間依存的に生じた。リン酸化したストレス活性化タンパク質キナーゼは、酵素活性が高まった。
全てのデータは、50Hz電磁界が時間依存的及び強度依存的にストレス活性化タンパク質キナーゼを活性化し得ることを示した。50Hz電磁界によって生じた生物学的影響は、ストレス活性化タンパク質キナーゼシグナル伝達経路に関連しているかも知れない。

研究の種別:

研究助成

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