[パルス電磁界は骨形成分化中のヒト骨髄間葉系幹細胞における増殖と骨形成遺伝子発現を加速する] med./bio.

Pulsed electromagnetic fields accelerate proliferation and osteogenic gene expression in human bone marrow mesenchymal stem cells during osteogenic differentiation

掲載誌: Bioelectromagnetics 2010; 31 (3): 209-219

この研究では、骨形成分化中における細胞増殖、アルカリ性ホスファターゼ(ALP)活性、細胞基質無機質化骨髄間葉幹細胞(BMMSC)の遺伝子発現に対するパルス電磁界PEMF)の影響を調べた。未分化BMMSCを培養液で分化のステージを調節して、BMMSC群、骨形成群、骨芽細胞群を作成し、1日8時間のPEMFばく露を7日間(骨形成群だけは7-11日間)行った。PEMFは15Hzパルス(1パルスは1.8mT、4.5ms継続するバースト波:バーストは立ち上がり200μs、立ち下がり25μsの20個のパルスからなる)。その結果、PEMF処置のBMMSC群は非処置群に比べ、分化1日目の細胞増殖が29.6%増加した;半定量式RT-PCRを行ったところ、PEMF処置群は非処置群に比べ、主要な骨形成調節遺伝子cbfa1の発現が2.7倍上昇するなど、骨形成関係遺伝子の一時的発現が有意に変化した; PEMF処置は骨形成の初期段階でALP発現を有意に上昇させ、骨形成の中間点で無機質化を明らかに大きく増大させた、などの所見を報告している。

ばく露

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