[SH-SY5Y神経様細胞のフーリエ変換赤外分光スペクトルおよび活性酸素種産生に対する低強度の静磁界の影響] med./bio.

Effects of low intensity static magnetic field on FTIR spectra and ROS production in SH-SY5Y neuronal-like cells

掲載誌: Bioelectromagnetics 2013; 34 (8): 618-629

この研究は、ICNIRPの公衆ばく露限度値より低い、2.2mTの一様な静磁界SMF)にばく露したヒト神経芽細胞腫細胞株SH-SY5Yに生じる影響を調べた。ばく露は、インキュベータ内に設置したヘルムホルツコイルで行い、ばく露時間は4、7、10、15、24時間とした。その結果、24時間ばく露群において、最大30%のミトコンドリア膜電位の低下が測定された;この変化は、活性酸素種産生の増加を伴った;フーリエ変換赤外分光スペクトル(FTIR)分析では、細胞のタンパクと脂質の2次構造に変化が見られた、と報告している。

ばく露

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