[携帯電話に用いられている周波数(1900 MHz)ならびに変調(GSM及びCDMA)の無線周波放射に全身ばく露したB6C3F1/Nマウスにおける毒性及び発がん性研究についてのNTP技術報告書] info

NTP Technical Report on Toxicology and Carcinogenesis Studies In B6C3F1/N Mice Exposed to Whole-Body Radio Frequency Radiation at a Frequency (1,900 MHz) and Modulations (GSM and CDMA) Used by Cell Phones.

National Toxicology Program (NTP)
2018, Technical Report TR 596: 1-260

この研究は、B6C3F1/Nマウスを、携帯電話及びその他のワイヤレス通信デバイスから発せられる信号と同じ方式で変調された、2.5、5、または10 W/kgの無線周波放射(RFR)に、10分間オン/10分間オフの周期で18時間半(正味9時間)/日、7日間/週、生後2年間、各群につき雌雄90匹ずつばく露または疑似ばく露し、全ての動物について40以上の部位の組織の病理検査を実施した。その結果、CDMAでは低ばく露群(2.5 W/kg)、GSMでは中ばく露群(5 W/kg)で、雄の生存率が高かった。GSM及びCDMAの両方について、全てのばく露群の雌マウスで、疑似ばく露群よりも悪性リンパ腫発生率が高かったが、この系統のマウスを用いた他のNTP研究で過去に認められた発生率の範囲内であった。GSMの中及び高ばく露群(5及び10 W/kg)の雄マウスの皮膚及び肺での腫瘍、ならびにCDMAの中ばく露群(5 W/kg)の雄マウスの肝臓での腫瘍発生率が高かった。GSMばく露群の雄マウスの皮膚及び肺での腫瘍、雌マウスの悪性リンパ腫、CDMAばく露群の雄の肝臓での腫瘍、ならびに雌マウスの悪性リンパ腫は、ばく露によって生じたかも知れない[発がん活性の曖昧の証拠]と結論付けられた。

ばく露

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