[ロズマリン酸と電磁放射誘発性の心毒性の効果の比較:ラットにおける研究] med./bio.

Comparison of the Effects of Rosmarinic Acid and Electromagnetic Radiation-Induced Cardiotoxicity on Rats

掲載誌: J Teh Univ Heart Ctr 2023; 18 (3): 207-213

この研究は、植物由来の抗酸化物質のロズマリン酸(RA)が携帯電話および超高周波放射の副作用を低減するかどうかを調べた。雄のWistarラット42匹を無作為に6群に割り付けた。第1群(対照群)はガベージ法で5 mLの生理食塩水を投与、第2群は915 MHzばく露、第3群は2450 MHzばく露、第4群はRA投与と915 MHzばく露、第5グループはRA投与と2450 MHzばく露、第6群は経口RA(5 mg/kg)投与した。投与とばく露(1時間/日)を30日間続けた。その結果、電磁放射ばく露は、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)、カタラーゼ(CAT)、グルタチオンペルオキシダーゼ(GPx)の活性、グルタチオンGSH)の含有量、全抗酸化能(TAC)のレベルを有意に低下させ、マロンジアルデヒドMDA)および一酸化窒素NO)のレベル、タンパク質カルボニル(PC)の含有量などの酸化ストレス指標を有意に増加させた。一方、RAは、第4群および第5群において、第3群および第4群と比較して、TACレベル(全ての群)、GSH含有量(第4群)、GPx活性(第5群)、SOD活性(全ての群)、およびCAT活性(第5群)を有意に増加させ、逆にMDAレベル(全てのグループ)、NOレベル(全てのグループ)、およびPC含有量(全てのグループ)を有意に低下させた。RAの投与は、電磁放射による心毒性に対する有意な保護効果を示した、と著者らは報告している。

ばく露