[60 Hz磁界ばく露下でのヒトの睡眠] med./bio.

Human sleep in 60 Hz magnetic fields.

掲載誌: Bioelectromagnetics 1999; 20 (5): 277-283

<目的>Akerstedt et al(1997)は50Hz、1μT磁界曝露により徐波睡眠のⅢ、Ⅳ期が減少すると報告している。Mann & Roschke(1996)は900MHzのセルラーフォン周波数曝露で睡眠に入る時間が短縮し、REM睡眠の期間と全体に占める比率が減少することを報告している。本実験では60Hz、28.3μT磁界を間欠曝露と連続曝露した場合の睡眠に及ぼす影響を脳波を記録して検討した。 <対象・方法>24名の男(18-33歳、平均21.5歳)。1人の被験者については、60Hz、28.3μTの回転円磁界を(1)連続曝露、(2)1時間-on、1時間-off。1時間-onの期間には15秒-on、15秒-off、(3)shamの3回の実験を1週間おきに実施した。曝露時間は23:00-7:00h(?)、脳波(EEG)、眼球運動(EOG)、心電図(ECG)、呼吸を記録した。 <結果・結論>実験は実験者にも被験者にも磁界曝露の期間がわからないよう二重盲検法により実施された。調べた脳波の特性はよく使われている11項目で表1に記載してある。間欠曝露で表2に上げてある項目が有意に変化した。連続曝露ではいずれも変化はみられない。Akerstedt et al(1997)、Mann & Roschke(1996)のいずれも睡眠に及ぼす影響を検討した報告との比較を表3にまとめてある。睡眠のいくつかの特性に変化がみられたが、これが健康に影響するか否かは全く不明である(is not at all clear)。

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ばく露

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