研究のタイプ: 疫学研究 (observational study)

[男性の乳がんと精巣がんと磁界への職業ばく露:スウェーデンの症例対照研究] epidem.

Occupational exposure to magnetic fields in relation to male breast cancer and testicular cancer: a Swedish case-control study.

掲載誌: Cancer Causes Control 1997; 8 (2): 184-191

超低周波磁界MF)への職業ばく露を1985-1991年に乳がん診断された男性56名、1985-1987年に精巣がんとして診断された144名で調べた。症例を、前に行った症例-対照研究での1121名の対照と比較した。ばく露評価は、磁界の測定に基づいた職種ばく露マトリックスリンクさせ、治療前に長く従事していた職種を基にした。≦0.15uTを参照として、>0.28uTと>0.4uTでの平均を推定した。乳がんオッズ比は前者で0.7 (95%CI:0.3-1.9)で、後者の場合、0.7(95%CI: 0.2-2.3)であった。60歳以下の男性では、オッズ比は0.9(0.204.5)と1.5(0.3-8.3)であった。精巣がんではORは1.3(0.7-2.5)と2.1(1.0-4.3)であった。40歳以下のORは1.9(09.8-4.4)と3.9(1.4-11.2)であった。結果は非セミノーマに帰された。症例数が少ないが、男性の乳がん磁界ばく露との関連性は見られない。精巣がんは、磁界がんとはホルモンに関係するという仮説を支持する結果が得られ、さらに研究が必要であろう。

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ばく露

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