研究のタイプ: 医学/生物学の研究 (experimental study)

[糖尿病ラットの血液脳関門の透過性に対する周波数50Hzの正弦波磁界の影響力] med./bio.

Influence of 50 Hz frequency sinusoidal magnetic field on the blood-brain barrier permeability of diabetic rats.

掲載誌: Bioelectromagnetics 2004; 25 (5): 400-402

この研究は、オスのウィスターアルビノラットを用いて、血液脳関門からのエバンスブルー色素の漏出に対する糖尿病磁界ばく露の組み合わせの影響を調べた。磁界は、50 Hz正弦波磁界で、磁束密度は5 mT rmsである。これを、連続21日間、1日8時間ばく露した。その結果、正常な血糖状態のラットの場合、磁界血液脳関門透過性に影響を与えなかったが、糖尿病ラットの場合、磁界に対する脆弱性が示された、と報告している。

研究目的(著者による)

本研究の狙いは、糖尿病ラットにおける血液脳関門の透過性に対する磁界ばく露の影響力を、正常血糖のラットと比較して評価することであった。

影響評価項目

ばく露

ばく露 パラメータ
ばく露1: 50 Hz
ばく露時間: repeated daily exposure, 8 h/day for 21 consecutive days

General information

The experiment included 4 groups: group 1 (n=8) served as control, group 2 (n=8) normoglycemic + 50 Hz magnetic field, group 3 (n=8) diabetes mellitus and group 4 (n=12) diabetes mellitus + 50 Hz magnetic field.

ばく露1

主たる特性
周波数 50 Hz
タイプ
  • magnetic field
波形
  • sinusoidal
ばく露時間 repeated daily exposure, 8 h/day for 21 consecutive days
ばく露装置
ばく露の発生源/構造
Distance between exposed object and exposure source 0.012 m
ばく露装置の詳細 Animals from group 2 and 4 were injected with 65 mg/kg streptozotocin and were placed in cages which were placed above the coils. Animals from group 1 and 3 were held in the same conditions but the coils were not connected to the electric supply.
パラメータ
測定量 種別 Method Mass 備考
磁束密度 5 mT effective value 測定値 - -

ばく露を受けた生物:

方法 影響評価項目/測定パラメータ/方法

研究対象とした臓器系:
調査の時期:
  • ばく露後

研究の主なアウトカム(著者による)

本研究の知見は、磁界は正常血糖のラット血液脳関門の透過性に影響しないことを示唆している。但し、糖尿病ラット磁界に対して脆弱である。

研究の種別:

研究助成

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