研究のタイプ: 疫学研究 (observational study)

[携帯電話のユーザーが経験した幾つかの眼の症状] epidem.

Some ocular symptoms experienced by users of mobile phones.

掲載誌: Electromagn Biol Med 2008; 27 (2): 205-209

目的と方法:トルコのコカエリ州において、大学生229人(男性48人、女性181人)を対象に質問紙法による調査研究を行い、携帯電話使用中に経験した6つの眼症状について、イエーツ補正を用いたカイ二乗検定を行った。結果:6つの眼症状は、眼のかすみ、眼の赤み、視覚異常眼の分泌、眼の炎症、流涙である。2年以上の使用者では眼のかすみの報告が、2年以下の使用者と比較して有意に増加した(p < 0.05)。携帯電話使用者の中では男性より女性の方が、眼の炎症を有意に多く訴えた(p < 0.05)。

ばく露

ばく露の詳細情報なし

研究の目的(著者による)

本調査は、携帯電話のユーザーが経験するかも知れない眼の症状を検出するため、トルコで実施された。

影響評価項目/リスク推定のタイプ

リスク推定のタイプ:

ばく露

ばく露評価

ばく露集団

グループ 説明
参照集団 1 携帯電話の所有:< 2 年
集団 2 携帯電話の所有:> 2 年

調査対象集団

調査規模

タイプ
合計 229
統計学的分析方法:

結論(著者による)

参加者の64.6%が携帯電話を4年以上所有していた。
女性は男性よりも有意に多く目の炎症を報告した(10.4%に対し30.4%)。男性と女性でその他の眼の症状に有意差は認められなかった。携帯電話を2年以上所有しているユーザーは、2年未満のユーザーと比較して、視覚のぼやけを有意に多く報告した。著者らは、携帯電話使用が赤目、視力障害、分泌、炎症、流涙を生じるかも知れないという証拠はないと結論付けた。

研究助成

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