研究のタイプ: 疫学研究 (observational study)

[サウジアラビアの住民における携帯電話関連ハザードと主観的な耳と眼の症状] epidem.

Mobile phone related-hazards and subjective hearing and vision symptoms in the Saudi population.

掲載誌: Int J Occup Med Environ Health 2005; 18 (1): 53-57

この研究は、携帯電話の使用と聴覚および視覚の症状との関連性を調べる目的で実施された質問票調査である。携帯電話を使用しているボランティア873人(男性57.04 %、女性の39.86 %)が参加した。構造化質問票を用いて、症状および携帯電話使用に関する情報を取得した。聴覚および視覚の症状に関する質問項目は、聴力低下、耳の痛みや温感、視力低下、視野のかすみである。携帯電話使用に関する質問項目は、使用機種、1日あたりの通話回数と通話時間、使用年数である。結果として、回答された症状の約34.59 %は聴力低下、耳の痛みや温感に関連しており、5.04 %は視力低下、視野のかすみを伴う苦情に関連していた;携帯電話使用の程度と聴覚および視覚の症状との間に関連性が見られた;しかし、一日の通話時間による苦情の差は有意でなかった(カイ自乗検定)、と報告している。

研究の目的(著者による)

サウジアラビアの人口において携帯電話使用と聴覚及び視覚症状との関連を調査した。

詳細情報

ボランティアに病歴携帯電話使用についてのアンケートへの回答を求めた。

影響評価項目/リスク推定のタイプ

リスク推定のタイプ:

ばく露

ばく露評価

ばく露集団

グループ 説明
集団 1 通話時間:< 5分/日
集団 2 通話時間:5-10分/日
集団 3 通話時間:11-20分/日
集団 4 通話時間:21-30分/日
集団 5 通話時間:> 30分/日

調査対象集団

調査規模

タイプ
合計 873
参加者 843
参加率 97 %
統計学的分析方法:

結論(著者による)

結果は、携帯電話使用と聴覚不良(34.6%)ならびに視覚不良(5%)との関連を示した。通話時間と不良との差は統計的に有意ではなかった。

研究助成

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