研究のタイプ: 医学/生物学の研究 (experimental study)

[脊髄棘および四頭筋腱由来のヒト腱細胞培養物に対するパルス電磁界の影響] med./bio.

Effect of pulsed electromagnetic fields on human tenocyte cultures from supraspinatus and quadriceps tendons.

掲載誌: Am J Phys Med Rehabil 2011; 90 (2): 119-127

この研究は、パルス電磁界PEMF)がヒト腱細胞培養に及ぼす影響を調べ、その上で、PEMFが腱病変の実行可能な治療選択肢となるか否かを評価した。健康な棘上筋および大腿四頭筋の腱から単離された初代ヒト腱細胞電磁界ばく露を与えた。ばく露期間は連続した72時間、5日間、および7日間である。ばく露終了後に、細胞増殖細胞周期を評価した。コンフェルトに到達し鎮静化した腱細胞培養において、PEMFの存在下で、機械的に切り裂き損傷を与え、その12、24、36時間後に無細胞ゾーンの幅を測定した。総コラーゲン蓄積は、PEMFばく露の5、7、14日後にも評価した。その結果、腱細胞増殖分析、細胞周期分析、および総コラーゲン蓄積は、ばく露群と対照群の間に有意な差を示さなかった;PEMFばく露は、損傷から12時間後と24時間後の裂傷閉鎖を有意に加速した、と報告している。

研究目的(著者による)

ヒト培養細胞に対するパルス電磁界PEMF)の影響を調べ、PEMFが腱の病理学において有益な治療オプションとなり得るかどうかを評価すること。

詳細情報

(患者6人の)肩関節鏡検査の際に健康な棘上筋腱及び四頭筋腱からヒト腱細胞(初代細胞)を単離

影響評価項目

ばく露

ばく露 パラメータ
ばく露1: 50 Hz
ばく露時間: continuous for 12, 24, 36, 72 h, 5 days, 7 days or 14 days

ばく露1

主たる特性
周波数 50 Hz
タイプ
  • magnetic field
波形
  • pulsed
ばく露時間 continuous for 12, 24, 36, 72 h, 5 days, 7 days or 14 days
ばく露装置
ばく露の発生源/構造
ばく露装置の詳細 30 cm long solenoid with a diameter of 15 cm and 45 turns of 20-gauge magnetic wire
Sham exposure A sham exposure was conducted.
パラメータ
測定量 種別 Method Mass 備考
磁束密度 0.4 mT - - - -

ばく露を受けた生物:

方法 影響評価項目/測定パラメータ/方法

研究対象とした生物試料:
調査の時期:
  • ばく露後

研究の主なアウトカム(著者による)

ばく露群と対照群で、腱細胞の成長、細胞周期細胞の形態分析、総コラーゲン蓄積には、統計的有意差は見られなかった。但し、PEMFばく露は、傷害の12及び24時間後の傷口閉塞を有意に加速した。

研究の種別:

研究助成

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