研究のタイプ: 医学/生物学の研究 (experimental study)

[50 Hz電磁界へのばく露はC57BL/6マウスにおける毛包の再生を強める] med./bio.

Exposure to 50 Hz electromagnetic fields enhances hair follicle regrowth in C57BL/6 mice.

掲載誌: Exp Biol Med (Maywood) 2019: 1535370219834639 [in press]

この研究は、マウスの毛包の再生に対する50 Hz、5 mTの磁界ばく露(30分間/日、最長16日間)の影響を調べた。背側の皮膚を脱毛したC57BL/6マウスを無作為に対照群及びばく露群に割付けた。3、9、16日間のばく露後、群あたりマウス3匹をそれぞれ調べた。実験を3回反復した(EMF-Portalによる注記:当該論文には実験ごとに合計27匹を用いたとある)。背側皮膚組織学的分析では、毛包の成長、毛の長さ、表皮幹細胞の検出、細胞増殖の検出、ケラチノサイト成長因子の検出を行った。分子生合成では、皮膚でのケラチノサイト成長因子のタンパク質発現を調べた。その結果、組織学的分析では、ばく露群では対照群と比較して、どの時点でも毛包成長の増加が認められた。毛の長さは16日間のばく露後に対照群と比較して有意に延伸した。免疫組織化学染色では、表皮幹細胞と共配置した場所でのばく露群の外毛根鞘及び毛球における細胞増殖の増加が認められた。ケラチノサイト成長因子は両群の内根鞘で発現したが、ウェスタンブロットでは、ばく露群はどの時点でも対照群より発現レベルが高かった。50 Hz磁界ばく露幹細胞増殖及びケラチノサイト成長因子の発現に関連して、マウスの毛包の再生促進し得る、と著者らは結論付けている。

影響評価項目

ばく露

ばく露 パラメータ
ばく露1: 50 Hz
ばく露時間: 30 minutes per day for up to 16 days

ばく露1

主たる特性
周波数 50 Hz
タイプ
  • magnetic field
波形
  • sinusoidal
ばく露時間 30 minutes per day for up to 16 days
ばく露装置
ばく露の発生源/構造
ばく露装置の詳細 exposure system was stored in a room at 25°C with 50 ± 10% humidity
Sham exposure A sham exposure was conducted.
パラメータ
測定量 種別 Method Mass 備考
磁束密度 5 mT - - - -

Reference articles

  • Li X et al. (2012): [間葉系幹細胞の成長及び細胞周期停止に対する50 Hzパルス電磁界の影響:インビトロ研究]

ばく露を受けた生物:

方法 影響評価項目/測定パラメータ/方法

研究対象とした生物試料:
調査の時期:
  • ばく露後

研究助成

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