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220 kV~300 kV 送電線

分類:
架空送電線
説明:

220 kV~300 kVの送電線は超高電圧に属し、三相交流電流で運転されている。

220 kVの架空ケーブルは、主にドイツ、オーストリア、スイスで使用されている。仕様書の220 kVは、正規の公称電圧、すなわち通常運転時の値を表している。送電損失の低減のため、このタイプの送電線はやや高めの電圧(最大240 kVまで)で運転されることが多い。海外(例えば、北米)では、公称電圧として230 kVを仕様にしたものも多い。

電磁界の種別:
電界および磁界

測定値(文献に拠る)

220 kV
測定されている物理量 測定値 分類上の特徴 特記事項
電界強度 10.8 V/m (最大値, 測定値) 米国 距離 100 m、電流負荷 600 A [1]
電界強度 0.03–0.1 kV/m (測定値) ドイツ 距離100 m、地上1 mでの二乗平均平方根 [2]
電界強度 0.1–0.2 kV/m (測定値) ドイツ 距離 50 m 、地上 1 m [2]
電界強度 100 V/m (最大値, 測定値) ドイツ 距離 100 m 、地上 1 m [2]
電界強度 0.133 kV/m (最大値, 測定値) ドイツ 距離 50 m 、地上 1 m [2]
電界強度 200 V/m (最大値, 測定値) ドイツ 距離 50 m 、地上 1 m [2]
電界強度 574 V/m (最大値, 測定値) 米国 距離 20 m、電流負荷 600 A [1]
電界強度 1,070 V/m (最大値, 測定値) 米国 距離 10 m 、電流負荷 600 A [1]
電界強度 1.283 kV/m (平均値, 測定値) ドイツ 距離 20 m、地上 1 m [2]
電界強度 1.458 kV/m (平均値, 測定値) ドイツ 電力線下、地上 1 m [2]
電界強度 1.5–3.5 kV/m (測定値) ドイツ 電力線下、地上 1 m [2]
電界強度 2.527 kV/m (最大値, 測定値) ドイツ 距離 20 m、地上 1 m [2]
電界強度 2.594 kV/m (最大値, 測定値) ドイツ 電力線下、地上 1 m [2]
電界強度 4.8 kV/m (最大値, 測定値) ドイツ 地上1 m [2]
磁束密度 0.02 µT (最大値, 測定値) スウェーデン 距離 500 m [3]
磁束密度 0.036 µT (最大値, 測定値) 米国 距離 100 m、電流負荷 600 A [1]
磁束密度 0.06 µT (最大値, 測定値) 米国 距離 200 m [3]
磁束密度 0.07–0.1 µT (測定値) ドイツ 距離 100 m 、地上 1 m [2]
磁束密度 0.083 µT (平均値, 測定値) ドイツ 距離 50 m 、地上 1 m [2]
磁束密度 0.1 µT (最大値, 測定値) ドイツ 距離 100 m 、地上 1 m [2]
磁束密度 0.117 µT (最大値, 測定値) ドイツ 距離 50 m 、地上 1 m [2]
磁束密度 0.24–0.5 µT (測定値) ドイツ 電力線中心からの距離 50 m [2]
磁束密度 0.76 µT (平均値, 測定値) ドイツ 距離 20 m、地上 1 m [2]
磁束密度 1 µT (測定値) ドイツ 距離 50 m [4]
磁束密度 1.008–2.801 µT (測定値) エジプト 鉄塔の下、地上 120 cm [5]
磁束密度 1.031–2.684 µT (測定値) エジプト 鉄塔の下、地上80 cm [5]
磁束密度 1.031–2.917 µT (測定値) エジプト 鉄塔の下、地上 180 cm [5]
磁束密度 1.137 µT (平均値, 測定値) ドイツ 電力線下、 地上 1 m [2]
磁束密度 1.385 µT (最大値, 測定値) ドイツ 距離 20 m、地上 1 m [2]
磁束密度 1.92 µT (最大値, 測定値) 米国 距離 20 m、電流負荷 600 A [1]
磁束密度 2–5.3 µT (測定値) ドイツ 地上 1 m 電力線下 [2]
磁束密度 2.5 µT (最大値, 測定値) セルビア 距離 8.3 m、電流負荷 230 A [6]
磁束密度 2.595 µT (最大値, 測定値) ドイツ 電力線下、地上 1 m [2]
磁束密度 3 µT (測定値) ドイツ 距離 25 m 、電流負荷 650 A [4]
磁束密度 3 µT (最大値, 測定値) セルビア 電力線近くのバンガローの寝室において [6]
磁束密度 3.56 µT (最大値, 測定値) 米国 距離 10 m 、電流負荷 600 A [1]
磁束密度 4.2 µT (測定値) ドイツ 地上 1 m、30%の電流負荷 [2]
磁束密度 5–20 µT (最大値, 測定値) ドイツ 電力線の直下 [7]
磁束密度 6 µT (最大値, 測定値) スウェーデン 電力線下、地上 1 m、週末 [3]
磁束密度 7.5 µT (測定値) ドイツ 距離 10 m 、電流負荷 650 A [4]
磁束密度 8 µT (測定値) ドイツ 複数の電力線の中央 [4]
磁束密度 8 µT (最大値, 測定値) スウェーデン 電力線下、地上 1 m、平日 [3]
磁束密度 8.5 µT (測定値) 日本 60 Hz 電力線 [8]
磁束密度 8.5 µT (測定値) ドイツ 距離 5 m 、電流負荷 650 A [4]
磁束密度 15.5 µT (最大値, 測定値) ドイツ 地上 1 m、最大負荷電流 [2]
測定されている物理量 測定値 分類上の特徴 特記事項
電界強度 0.066 kV/m (平均値, 測定値) - 距離 100 m 、地上 1 m [2]
230 kV
測定されている物理量 測定値 分類上の特徴 特記事項
電界強度 400 V/m (測定値) イラン 距離 50 m 、電流負荷 650 A [9]
電界強度 800 V/m (測定値) イラン 距離 30 m 、電流負荷 650 A [9]
電界強度 1,500 V/m (測定値) イラン 距離 20 m、電流負荷 650 A [9]
電界強度 4,000 V/m (測定値) イラン 距離 10 m 、電流負荷 650 A [9]
電界強度 8,000 V/m (測定値) イラン 電力線下、電流負荷650 A [9]
磁束密度 0.08 µT (最大値, 測定値) 米国 距離 91.44 m、平均使用時 [10]
磁束密度 0.16 µT (測定値) 米国 距離 91.44 m、最大使用時 [10]
磁束密度 0.18 µT (最大値, 測定値) 米国 距離 60.96 m, for 平均使用時 [10]
磁束密度 0.36 µT (測定値) 米国 距離 60.96 m;最大使用時 [10]
磁束密度 0.7 µT (最大値, 測定値) 米国 距離 30.48 m、平均電力消費時 [10]
磁束密度 1.5 µT (測定値) 米国 距離 30.48 m、最大電力消費時 [10]
磁束密度 2 µT (測定値) イラン 距離 20 m、電流負荷 650 A [9]
磁束密度 2 µT (最大値, 測定値) 米国 距離 15.24 m、平均的電力使用時 [10]
磁束密度 3 µT (測定値) イラン 距離 10 m 、電流負荷 650 A [9]
磁束密度 3 µT (測定値) イラン 距離 50 m 、電流負荷 650 A [9]
磁束密度 4 µT (測定値) 米国 距離 15.24 m、電力使用ピーク時 [10]
磁束密度 6 µT (測定値) イラン 電力線下、電流負荷650 A [9]
磁束密度 10 µT (測定値) イラン 距離 30 m 、電流負荷 650 A [9]
275 kV
測定されている物理量 測定値 分類上の特徴 特記事項
電界強度 0.2 kV/m (測定値) 英国 送電線中心までの距離 25 m [11]
電界強度 1 kV/m (最大値, 測定値) 米国 送電線までの距離 20 m [12]
電界強度 3.4 kV/m (最大値, 測定値) 英国 地上 1 m、乾燥した天候 [13]
磁束密度 3.6 µT 日本 60 Hz 電力線 [8]
300 kV
測定されている物理量 測定値 分類上の特徴 特記事項
磁束密度 0.1 µT (最大値, 測定値) ノルウェー 電線までの距離<150 m [14]
磁束密度 0.27 µT (平均値, 測定値) ノルウェー 学童31人が終日(24時間)ばく露した磁界の算術平均値; 送電線と学校の距離24 m;送電線と自宅との距離 201 - 325 m [15]
磁束密度 0.4–1.6 µT (最大値, 測定値) ノルウェー 送電線までの距離 <50 m で [14]
磁束密度 0.48 µT (平均値, 測定値) ノルウェー 学童31人が終日(24時間)ばく露した磁界の算術平均値; 送電線と学校の距離24 m;送電線と自宅との距離 101 - 200 m [15]
磁束密度 0.5 µT (平均値, 測定値) ノルウェー 学童31人が終日(24時間)ばく露した磁界の算術平均値; 送電線と学校の距離24 m;送電線と自宅との距離51 - 100 m [15]
磁束密度 0.75 µT (平均値, 測定値) ノルウェー 学童31人が終日(24時間)ばく露した磁界の算術平均値; 送電線と学校の距離24 m;送電線と自宅との距離 < 50 m [15]

参考文献

  1. King RW (1998): [送電線とVLF送信機にばく露された人体組織の電界と電流]
  2. Neitzke HP et al. (2010): [地中線および架空送電線から放出される電界および磁界へのばく露の測定および比較:プロジェクト3608S03011]
  3. Svedenstal BM et al. (1999): [送電線発生電磁界にばく露したCBAマウスで研究されたDNA損傷、細胞動態およびODC活性]
  4. Börner F (2003): [BIA-Report 6/03:電気・電子機器、装置および設備の周辺の電磁界]
  5. Hamza A (2005): [EHV伝送線路付近の人体での磁界ばく露の評価と測定]
  6. Vulevic B et al. (2011): [セルビアの架空送電線付近の家庭におけるELF磁界レベルの調査]
  7. 著者のリストなし (2018): [放射線および放射線防護:ドイツ連邦放射線防護局の情報]
  8. Miyaji Y et al. (2014): [IEC62110に準拠した電力設備が発生する磁界の評価]
  9. Ahmadi H et al. (2010): [送電線付近の電磁界:問題と解決策]
  10. EPA (1992): [あなたの周りのEMF:日常的な電気機器からの磁界の測定]
  11. Allen SG et al. (1994): [提出されたCEC物理因子指令を考慮した光放射および電界と磁界への職業ばく露のレビュー:NRPB·R265]
  12. Swanson J et al. (2000): [コメント:高圧送電線下での汚染エアロゾルへのばく露増加と、送電線からのコロナイオンと汚染エアロゾルへのばく露増加]
  13. Fews AP et al. (1999): [高圧送電線下での汚染エアロゾルの増加]
  14. Tynes T et al. (1997): [ノルウェーの高圧電力線の近くに住む子供の電磁界とがん]
  15. Vistnes AI et al. (1997): [ノルウェーでの子供が家庭的磁界にばく露する影響:送電線に接近していることがばく露の適切な予測子か]