生体電磁気学会(BEMS)と欧州生体電磁気学会(EBEA)の2021年の合同年会 "BioEM 2021" は、2021年6月13-18日に米国ハワイ州ホノルルで開催されることが決まりました。
公式発表は BEMSのウェブサイト をご覧下さい。
世界保健機関(WHO)の放射線プログラムは、一般公衆及び労働者の集団における無線周波(RF)電磁界ばく露の潜在的健康影響を評価するためのプログラムを実施しています。WHOはこの枠組みにおいて、体系的レビューに向けて同定した10個のトピックスについて、研究チームを募集しました(EMF-Portalの2019年10月9日付記事をご参照下さい)。WHOは、そのうち3個について追加募集を開始しました。締切は2020年2月7日です。
この募集に関する詳細情報は、WHOのウェブサイトから入手可能です。
生体電磁気学会(BEMS)と欧州生体電磁気学会(EBEA)が2020年6月21-26日にオックスフォード(英国)で開催する合同年会 "BioEM 2020" のプラットフォーム発表及びポスター発表のアブストラクト募集が開始されました。更なる情報は、BioEM 2020 のウェブサイト をご覧下さい。
国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)は、2020-2024年の任期の本委員会(Main Commission)の構成を発表しました。ICNIRPの定款(Statutes)により、ICNIRPは4年毎に委員を選出します(2019年5月23日付のニュースをご参照下さい)。ICNIRP委員、国際放射線防護学会(IRPA)ならびに国際及び各国の放射線防護当局に依頼した候補者の推薦を受けて、2019年11月19-20日にドイツ・ミュンヘンで開催されたICNIR年次総会で選挙が実施されました。ロドニー・クロフト(オーストラリア)が議長、エリック・ファン・ロンゲン(オランダ)が副議長に選出されました。新委員は、タニア・セスタリ(ブラジル)、ナイジェル・クリドランド(英国)、アンケ・フス(オランダ)、ケン・カリピディス(オーストラリア)です。マリア・ファイヒティング(スウェーデン、前副議長)、アデル・グリーン(オーストラリア)、ゼノン・シーンキウィッツ(英国)が退任します。
更なる情報、及び全委員のリストは、ICNIRPのウェブサイトをご参照下さい。
国際がん研究機関(IARC)に対する諮問グループは2019年春、非電離の無線周波(RF)放射のがんリスクの再評価を「優先順位が高い」と勧告しました(2019年4月4日付の記事 参照)。国際がん研究機関(IARC)モノグラフの2020-2024年の期間の優先順位についての報告書の完全版が、IARCのウェブサイト から入手可能になりました。RF電磁界に対しては5年以内の再評価の優先順位が高い、超低周波(ELF)磁界に対しては再評価の勧告なし、としています。
femu 及びノルウェー科学技術大学(NTNU)による論文「電磁界を原因と考える本態性環境不耐症(IEI-EMF)を呈する個人における症状の発生についての実験研究における方法論的制限‐体系的レビュー」が、Environmental Health に掲載されました。この体系的レビューは、偽陽性または偽陰性の結果が生じていたかも知れない、IEI-EMFの人々における症状の発生についての実験研究における方法論的制限の評価を目的としています。レビュー対象の28報の研究のうちの多くで、偽の影響を生じたか、または実際の影響を覆い隠したかも知れない方法論的制限が同定されました。全体として、証拠はばく露の影響がないという方向を示していました。実験研究を今後実施する場合、個人のレベルで実施すること、研究デザインにおけるバイアスのリスクを最小限にすることが望ましい、と結論付けています。
この論文は、EMF-Portal、PubMed 及び Environmental Health のウェブサイトから入手可能です。
世界保健機関(WHO)の放射線プログラムは、無線周波(RF)電磁界の潜在的な健康影響についての評価プロジェクトを実施中です。WHOは2018年に、この分野における研究上の問題の優先順位付けのための国際的な調査を実施しました。そこで同定された10個の主要なトピックスに対し、WHOは今回、体系的レビューを委託します。募集の締切は2019年11月4日です。
更なる情報は、WHOのウェブサイト (英文)で確認できます。
ドイツ連邦放射線防護局(BfS)は2019年11月20-22日にミュンヘン近郊のフライジンクで「小児白血病の原因についての国際ワークショップ」を開催すると発表しました。このワークショップは、科学者、小児科医、疫学者、生物学者、放射線科学者、ならびにドイツ、欧州及び国際的な機関の代表及び利害関係者を対象とし、小児白血病の発症についての潜在的メカニズムに焦点を当てて、最近の研究結果や、今後の研究の方向性が討議されます。
更なる情報は、公式ウェブサイト(英語)で確認できます。
米国生体電磁気学会(BEMS)と欧州生体電磁気学会(EBEA)の合同年会 "BioEM 2020" が、英国のオックスフォードで2020年6月21~26日に開催されます。詳細情報は、公式ウェブサイト で公開予定です。
ドイツ連邦放射線防護局(BfS)は2019年11月5-7日にミュンヘンで「電界、磁界及び電磁界の環境影響についての国際ワークショップ」を開催すると発表しました。このワークショップは、植物・無脊椎動物・脊椎動物に対する全ての周波数の人工的な電磁界の影響、生体系に生じるかも知れない作用機序、及び知識の欠如をカバーします。
参加登録及び予稿提出が開始されています。更なる情報は、公式ウェブサイト(英語)で確認できます。
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