研究のタイプ: 医学/生物学の研究 (experimental study)

[ヒトの精子運動性に対する振動する電磁界の影響の予備的研究] med./bio.

A preliminary study of oscillating electromagnetic field effects on human spermatozoon motility.

掲載誌: Bioelectromagnetics 2007; 28 (1): 72-75

研究目的(著者による)

本研究の狙いは、ヒトの精子運動性に対する50Hz電磁界の影響を調査することであった。

詳細情報

WHOのクライテリアに従って、通常の精子パラメータを有する健康なドナーから、3日間の禁欲後に精子サンプルを採取した。各実験を3回反復した。正弦波磁界及び二相矩形波の両方へのばく露を実施した。

影響評価項目

ばく露

ばく露 パラメータ
ばく露1: 50 Hz
ばく露時間: continuous for 3 h
ばく露2: 50 Hz
ばく露時間: continuous for 3 h

ばく露1

主たる特性
周波数 50 Hz
タイプ
  • magnetic field
波形
  • rectangular
ばく露時間 continuous for 3 h
ばく露装置
ばく露の発生源/構造
ばく露装置の詳細 solenoid 200 mm long with a diameter of 160 mm and 511 turns; samples placed in the center of the solenoid
Sham exposure A sham exposure was conducted.
パラメータ
測定量 種別 Method Mass 備考
磁束密度 5 mT - 測定値 - -
磁束密度 2.5 mT - 測定値 - -

ばく露2

主たる特性
周波数 50 Hz
タイプ
  • magnetic field
波形
  • sinusoidal
ばく露時間 continuous for 3 h
ばく露装置
ばく露の発生源/構造
  • E1と同じ装置
Sham exposure A sham exposure was conducted.
パラメータ
測定量 種別 Method Mass 備考
磁束密度 5 mT - 測定値 - -

ばく露を受けた生物:

方法 影響評価項目/測定パラメータ/方法

研究対象とした生物試料:
研究対象とした臓器系:
調査の時期:
  • ばく露前
  • ばく露中
  • ばく露後

研究の主なアウトカム(著者による)

精子矩形波(5mT)にばく露した場合、精子運動性有意な増加が認められた。この影響は照射終了の21時間後まで持続した。対照的に、5mTの正弦波、及び2.5mTの矩形波ばく露は、精子運動性有意な影響を何ら生じなかった。
これらのデータは、超低周波電磁界ばく露精子運動性を改善し得ること、及び、この影響は波形及び印加した磁界の両方に依存すること、を示している。

研究の種別:

研究助成

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