研究のタイプ: 医学/生物学の研究 (experimental study)

[幼若ラット心筋に対する出生前および新生児期の電磁界ばく露の影響] med./bio.

The effects of prenatal and neonatal exposure to electromagnetic fields on infant rat myocardium.

掲載誌: Arch Med Sci 2010; 6 (6): 837-842

研究目的(著者による)

乳仔ラット心筋に対する出生前及び新生児期の超低周波磁界ばく露の影響を評価すること。

詳細情報

妊娠ラットばく露群(n=5)及び偽ばく露群(n=5)に分けた。妊娠中及び生後20日間にばく露/偽ばく露を実施した。21日齢に仔ラットばく露群n=30、偽ばく露群n=20)を屠殺し、心筋を調べた。

影響評価項目

ばく露

ばく露 パラメータ
ばく露1: 50 Hz
ばく露時間: 4 hours/day for 7 days/week (during pregnancy and until postnatal day 20)

ばく露1

主たる特性
周波数 50 Hz
タイプ
  • magnetic field
ばく露時間 4 hours/day for 7 days/week (during pregnancy and until postnatal day 20)
ばく露装置
ばく露の発生源/構造
ばく露装置の詳細 pair of Helmholtz coils (95 cm in diameter) with 320 turns of 2.5 mm copper wire in each, mounted on a wooden frame; distance between coils 33 cm; coils were connected in series; output current 6.43 A
Sham exposure A sham exposure was conducted.
パラメータ
測定量 種別 Method Mass 備考
磁束密度 3 mT - 測定値 - -

Reference articles

  • Canseven AG et al. (2008): [心臓及び肝臓組織でのフリーラジカルプロセス、天然の抗酸化系及び呼吸バースト系の活性に対する各種の超低周波磁界の影響]

ばく露を受けた生物:

方法 影響評価項目/測定パラメータ/方法

研究対象とした生物試料:
研究対象とした臓器系:
調査の時期:
  • ばく露後

研究の主なアウトカム(著者による)

ばく露ラット心筋では、偽ばく露ラットと比較して、マロンジアルデヒドのレベルが有意に上昇し、スーパーオキシドジスムターゼ酵素活性が有意に低下した。加えて、ばく露群では偽ばく露群と比較して、アポトーシス細胞の数が有意に増加した。電子顕微鏡では、ミトコンドリア変性筋小胞体の拡張、ほとんどの筋原線維の消失または断片化、血管周囲の空胞ばく露群に見られた。

著者らは、出生前及び新生児期の超低周波磁界ばく露は乳仔ラット心筋損傷させるかも知れない、と結論付けている。

研究の種別:

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