研究のタイプ: 疫学研究 (observational study)

[男性の脳腫瘍と磁界への職業ばく露:カナダの集団ベース症例対照研究] epidem.

Brain cancer and occupational exposure to magnetic fields among men: results from a Canadian population-based case-control study.

掲載誌: Int J Epidemiol 2002; 31 (1): 210-217

男性の磁界への職業ばく露脳腫瘍との関係について、カナダの8つの地方で集めたデータの人口に基づく症例-対照研究で調べた。方法として、年齢で個人照合した543名の症例と543名の対照で職業リストをまとめた。職業は専門家の審査により平均磁界ばく露で区分された(0.3, 0.3-<0.6、そして≧0.6μT)。合計133症例(14%)と123対照(12%)が、磁界ばく露、0.3μTを越えた少なくとも1つの職業であることが予測された。オッズ比は条件付ロジスティック回帰で調べ、職業上のリスク因子として疑われるもので調整をとった。ばく露<0.3μTに対して、>0.6μTの平均磁界ばく露での仕事をした男性に重要な脳腫瘍リスクの増大は見られなかった(OR=1.33,95%Cl:0.75-2.36)。多様性膠芽腫と診断された男性にリスクが観測された(OR=5.36,95%CI:1.16-24.78)。さらに磁界ばく露の累積時間加重指標で見ると、多様性膠芽腫に有意に関連していた(P=0.02)。逆に、磁界ばく露は、星状細胞腫または他の脳腫瘍とは関連性がなかった。結論として、職業的な磁界ばく露は多様性膠芽腫のリスクを高める。

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ばく露

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