研究のタイプ: 疫学研究 (observational study)

[携帯電話使用と脳、頭部及び頸部の腫瘍についての時間的傾向] epidem.

Cellular telephone use and time trends for brain, head and neck tumours.

掲載誌: N Z Med J 2003; 116 (1175): U457

この研究は、ニュージーランドにおける脳および頭頚部腫瘍発生率が1987年の携帯電話導入以降、変化したか否かを調べた。特に、(ドシメトリデータに基づく)高、中、低のばく露レベルの携帯電話電磁界を受ける解剖学的部位での腫瘍発生率のトレンドに注目して比較を行った。ばく露指標は、全国人口における携帯電話契約者の割合とした。その結果、1986-1998年の間、性別に関係なく、高、中、低レベルのばく露を受ける部位での腫瘍発生率グラフに有意な変化は何も見られなかった、と報告している。

研究の目的(著者による)

ニュージーランドにおける頭頸部腫瘍発生率が1987年の携帯電話の導入以降に変化しているかどうかを調査すること。

影響評価項目/リスク推定のタイプ

リスク推定のタイプ: (標準化発生率比(SIR))

ばく露

ばく露評価

調査対象集団

結論(著者による)

性別で個別に分析した、頭頸部腫瘍の年齢で標準化した発生率は、ニュージーランドにおける携帯電話の導入以降、実質的には変化していなかった。

研究の限界(著者による)

本研究のような生態学的研究には多くの面で制限がある。

研究助成

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